blogをやってて良かったと思えるときと、そうじゃないときって、きっと誰にでもあることだと思います
今回は、ある1冊の本がもたらしてくれた【出会い】と【ご縁】について綴りたいと思います
ここでの大切な友だち・大湾節子さんの綴った本
今からちょうど3年ほど前、Amazonで購入したのです
私のお気に入りの1冊です
かれこれ、2年近く前になるのでしょうか
彼女が尊敬していた出版社の社長が亡くなり、その後、奥さまも会社を辞められて、これまでの状況が変わり、本の在庫をすべて彼女が引き取ることになってしまったと困っていたのです
『郵送料は私のほうで負担するので、もし出来たら【幻の旅路】を何冊か引き取っていただけないか?そして旅や写真の好きな友人に差し上げてもらえたら…』
と、個人的に相談を受けたことがありました
そのとき、私は自らの立場と信条を告げて、お断わりしたのです
けれどなんとなく引っ掛かってました
あのときの私の判断は正しかったのかどうか?
そんなある日、節子さんへこうコメントを差し上げたのです
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このコメントを目にしたという神戸のじっちゃんが、
『差し出がましいようですが、自分のところにある1冊をお譲りできたら…』と、お声かけしてくれたのです
そのとき、すでにこのリア友(仮にF・中学時代からの友人)は図書館で借りて完読しちゃってました
時差が生じてしまったのですが、この話を知ったFはとても喜んで、ぜひ自分の友人(仮にAさん・私とは面識ない人)のもとへ届けたいと言ってきたのです
そしてAさんに確認したうえで、住所と名前を教えてくれました
じっちゃんは、なるべく早くAさんに本を届けてあげたいといった一心で、神戸の空がどんより雲って雨だったというのに、見知らぬAさんのために、すぐに郵便局まで足を運ばせてくれたのです
じっちゃんは
『''雨降りにわざわざ''郵便局へ行ったのではなく、(郵便局は翌日、翌々日が休みなので)金曜日に行かないとお話を頂いて3日遅れの手配になるのはよろしくありませんから…その日に偶然雨が降っていたただけの話なんですから…それに雨降りは普段とは違う光景に出会う楽しみがありますし…全く苦になりません』
と。
節子さんは先の私のコメントの気持ちに対し、このように捉えてくれていました
↓↓
当時、私はただただ心あたたかくなり
こういった人の繋がりっていいなぁと感じました
それでいて、
なんと、ここにきて私は初めてAさんとお会いすることが叶ったのです
つづく…