◇杉山手技療法HPに施術レシピ掲載中
「腰痛と言えば杉山・杉山と言えば腰痛」

「腰痛施術レシピ」発信は不定期です
次回は「腰の砦❗️腰椎5番の前半」


◇当院の腰痛施術は肩甲骨や股関節からアプローチし、痛む腰には触れず安全無痛です
【もともと カエルの鳴き袋】
🐸「ゲロゲェ~ロ」人間がまだ両生類だった頃、横隔膜はカエルの喉元にありました

哺乳類へと進化して人間の形になる頃には肋骨まで下がります、だから横隔膜を支配する神経は首から出ています

【腸腰筋と筋膜連鎖】
横隔膜は下に垂れた「脚」を持ちインナーマッスル「腸腰筋」と筋膜連鎖し腰痛施術に大きく関連してきます

足のむくみや重さが腸腰筋膜→横隔膜の脚へとつながり肋骨を介し上半身へと影響が広がります、更に呼吸で自律神経にも関係します

それに元の位置から横隔神経は首から出ています、痛い場所のマッサージ等意味が無いのが分かるはずです


肋骨の上部は大胸筋や小胸筋を介し鎖骨や肩甲骨とつながり、鎖骨は「肩鎖関節」で肩甲骨とも接します、鎖骨や肩甲骨には首や頭を支える筋肉が付着しています


杉山手技療法は局所の痛みにも
必ず全身を整えていくのには
このような連動を考えているからです

・筋膜の連鎖だけでなく

・穴(ツボ)経絡の流れだけでもなく

・老廃物やリンパの滞り

    その影響を受けた
・骨のズレや軟骨への偏った圧力

も全て見極めてその方の
日常的な身体の使い方を考慮して
初めて施術に取り組みます

『杉山手技療法的:腰痛解釈』

日々の仕事や生活で身体が疲労し同じ動作の繰り返しで老廃物が偏って溜まる

【老廃物の滞り・リンパの回収】
→老廃物は下腿や足に沈殿、むくみ重くなる
(身体の使い方で左右均等には溜まらない)

足のリンパは左の鎖骨下に回収され、風邪など引いたり長時間歩行で症状は一気に悪化します

→リンパで老廃物を回収できない量になる

左右違う老廃物の重さで腸腰筋を介し骨盤帯(骨盤、股関節、腰椎、椎間板)が傾き横隔膜は緊張し、腰椎はズレ、股関節は圧縮され、椎間板は偏って圧迫される、当然回りの末梢神経や血管も被害を受けています

【腰椎5番が砦】
→このピンチに第5腰椎が捻れ傾き
バランスをギリギリ保つ
(歯みがき粉が飛び出す寸前の状態、ちょっとした弾みでいつ押し出すか分かりません)

この時、大脳は社会的な日常の判断の多さに忙殺され腰のピンチに全く気づいていません、だから突然「腰がぁ~」となります

【椎間板は大福餅似】
椎間板は大福餅と同じで、この状態が長く続くと外側の餅(線維輪)が傷つき裂け目が入り中のあんこ(髄核)が段々外へ移動していき飛び出しやすい状態に

この時期に腰の為にと普段やらない
腹筋・背筋運動をすれば
歯みがき粉を絞る事になり
腰痛を悪化させます

偏った肩甲骨の動作でも上半身を捻り
歯みがき粉を絞る状態を作り
腰痛のキッカケになり得ます

【ギックリ腰と言うけれど】
→慢性的にこの状態が続けば慢性腰痛に

急な咳やくしゃみ、前屈み(顔を洗う、靴下を履く、中腰で重い荷物を持つ等)で第5腰椎のバランスが限界を超えればギックリ腰に

「ギックリ腰」も程度で病名は代わります

脊椎圧迫骨折←背骨の一部が骨折

椎間板ヘルニア←中のあんこが飛びだす
坐骨神経痛→飛び出たあんこが神経を圧迫
椎間板症←あんこは残るが餅が傷つき炎症

腰椎捻挫←腰椎のズレや捻れだけの炎症
腰部筋膜症←捻挫も軽く筋膜の炎症


それに筋肉の古傷・柔軟性の欠如や
元々の形の問題
「腰椎すべり症・分離症、変形性腰椎症」

数々の形の障害を含む「脊柱管狭窄症」
圧迫骨折を起こす「骨粗鬆症」等が絡み合い腰に症状が出ます

次回は杉山手技療法の施術の核心、私が追い求める「腰痛の砦・第5腰椎(腰椎5番)」
について書いてみます

🍀何でもいい、夢中になろうよ🍀
100年生きても、たかが1200ヶ月
日々感謝して、悔い無きよう、生き切る
「最後の一呼吸までが真剣勝負」

「この世は一瞬」交通事故で一度
あちらの世に行って、本当にそう思います。