2. 2009年3月、広島の郊外から高校生4人の交換留学生がニューヨークに到着

しました。 高一のMちゃんとM君、高二のAiちゃんとAちゃんはとても緊張していました。4人はそれぞれのホームステイ先のアメリカ人ファミリーにわかれ、現地校体験プラス、ニューヨーク体験が始まりました。二週間という短い期間ですが、それは

充実した毎日でした。

3月11日木曜日  朝ケネディー空港に到着。

学長と私達とで出迎え、皆のほっとした顔が印象的でした。

Queens Museum of Artにてニューヨーク全体が模型になっているCytyramaを見学。

その後1954年のWorld Fairの跡を見学。

郊外の海辺のレストランでランチをしましたが、その分量の多さと大きさに目を丸くして驚いていました。

ニューヨーク州郊外とコネティカット州に入ってすぐのグリニッジという街の住宅街の

海沿いをドライブし、お家の大きさにもびっくりしていました。

夕方学校に到着しました。ちょうど下校時間で、ホームステイ先の皆さんも待っていて下さいました。

12日金曜日   一日中現地校体験。英語にどきどきしながらでしたが、小さな家族的な学校ですので、学長も先生方も生徒さん達も皆親切に話しかけて助けてくれます。

4人が到着する数日前に、私達は"No More Hiroshima, No More Nagasaki"という

原爆のドキュメンタリー映画を現地校の生徒さんにお見せしました。

たくさんの質問や意見が出ました。

核撲滅の大切さを話し合いました。ちょうどその頃国連でも会議が開かれていて、

広島からたくさんの被爆者の方が最後の証人としていらしていました。

生徒さんの間で「平和」についての意見の交換が出来る機会が持てることは素晴らしいことだと思います。

13日土曜日   学校の小型バスでご父兄数名と現地校の生徒さん数名も一緒に

マンハッタンに。 私達と待ち合わせをして、この日はメトロポリタン美術館見学。

あまりの大きさに驚いていましたが、それぞれグループにわかれて、好きな分野の美術品を見て歩きました。この美術館は数日かかっても見切れないほど広いところです。ランチは美術館のカフェテリアで食べました。

この日は夕方からひどい雨嵐になり、停電になる家庭も多く、思いがけない経験を

することになりました。暖炉の前で家族と一緒に寝たり、ローソクの火を囲んで家族と一緒にゲームをしたりしたそうです。

14日日曜日   それぞれのホームステイのご家族と一緒に過ごす日です。

買い物に連れて行ってもらったり、ドライブに連れて行ってもらったり、スポーツ

センターに遊びに行ったり、家族との交流の一日でした。

15日月曜日   先生の引率で電車に乗ってマンハッタンへ。

Madam Tusaud's Wax Museum(ワックス美術館)を見学。歴代の有名な人物が

まるで本物の様に見えます。

Circle Line Tour of Manhattan (船に乗ってマンハッタンを一周するツアー)。

ロックフェラーセンターのTop of the Rockから超高層ビルの立ち並ぶマンハッタン

を一望。感激しました。

16日火曜日   先生と生徒さん数名と一緒に電車でマンハッタンへ。

この日は国連の見学をしてからJapan Societyに行きました。

現地校の生徒さんの一人が日本語を勉強していて、彼は日本の文化や歴史の知識も深く、彼に日本のことを教えてもらったと苦笑していました。

午後は9/11のグラウンドゼロ、World Trade Center跡の見学をして、手を合わせて

お祈りをしました。自由の女神を見てからHolocause Museum見学。フルスケジュールの一日でした。

17日水曜日   この日はアイルランド人のお祭りSt. Patrick's Dayで、アメリカの

大きな祝日です。グリーンの色を身につけて、学長が用意して下さったお祭り用の帽子や小物で飾りつけ、いざパレードへ。 パレードは5番街を賑やかに行進し、その見物客でものすごい人混みでした。学長の良く知っているアイルランド料理のレストランでランチを頂き、皆でパレードに参加しました。学長がアレンジをして下さり、

パレードを行進をしたのです。

18日木曜日   学校から電車で30分でマンハッタンの中心Grand Central Station

に到着します。この大きな美しい駅の見学をしました。その後ニューヨーク図書館と

その前にあるBryant Parkを見学。ランチの後は楽しみにしていたAstor 劇場でのBlue Man Groupのショーに連れて行ってもらいました。皆大喜びでした。

レストランで夕食をし、学校に帰って夜のイベントに参加しました。

19日金曜日   近くにある大学の見学。アメリカの大学生の様子やキャンパスを

見ることが出来ました。ランチの後は現地校の周りの街を見学して、午後は授業に

参加しました。

夜は現地校の学芸会に招待されました。街の図書館の講堂で行われました。

まず日本の国歌が流れて日本の交換留学生の歓迎式。

次にアメリカの国歌を一緒に歌いました。

現地校の生徒さんがピアノ演奏、歌、ギターやダンスと次から次と色々なパーフォーマンスを披露してくれて感激しました。

20日土曜日   ホームステイの家族との一日。

21日日曜日   ランチを私達とマンハッタンで学長も一緒に楽しみました。

皆もう半分以上過ぎてしまったことが信じられない。帰りたくないと口を揃えて言っていました。

22日月曜日   現地校体験一日中。友達もたくさん出来て、大分慣れてきました。

23日火曜日   この日も現地校でアメリカ人の中に入って授業を受けたり、一緒にスポーツをしたりして過ごしました。生徒さんがランチを作ってお別れ会をして下さい

ました。

24日水曜日   郊外にある有名なBronx Zoo(動物園)などを見学。

夜はお別れ会。ホストファミリーのご家族と皆での夕食会で、それぞれお礼や感想を英語で発表し、和気藹々と楽しい晩餐でした。涙もたくさんありましたが。。。

25日木曜日   心をニューヨークに残して、涙を浮かべながら学長と私達に見送られて日本への帰途につきました。

6月には現地校から8人広島でお世話になります。

またその時の話もいつか書いてみます。

 

1.退職後の短期留学

  2008年秋、岐阜から62才で会社を退職されたばかりのMr. K.がニューヨーク郊外でホームステイをしながら現地校体験をする短期留学の為にケネディー空港に到着されました。

その数ヶ月前、私達が大学院までの留学のお世話をしたY.O.君の結婚式に岐阜に

招待されて、その時にY.O.君の父親の会社にお勤めでいらしたMr. K.とはじめて

お会いしました。

私達が1978年からずっとニューヨーク州とコネティカット州で駐在のお子さんの為の

教室をしていたことと、留学のお手伝いを仕事にしていることを聞かれて、彼の夢を

語って下さいました。

若い頃からアメリカに、特にニューヨークに行って住んでみたい夢があったこと、

英語力を高めたいということ、退職を迎えてこれからでもおそくないだろうか、どんな

可能性があるだろうかというご相談でした。

彼はマンハッタンでホテル住まいをしながら、外国人と一緒の語学学校に通うということを想像していらっしゃいました。

私達はマンハッタンから電車で30分位の郊外にある小さな私立の現地校の学長と

25年来の知り合いで、すぐにその学校を薦めることを考えました。

短期間であること、英語だけの環境であること、週末はマンハッタンで彼の好きな

オペラやコンサートも楽しめることなどを考慮に入れました。

アメリカ人の家庭でホームステイをしながら、日本人の一人もいない現地校で若い生徒さんと一緒に毎日朝から夕方まで現地校体験をするという提案をお話しました。

  ケネディー空港で私達はMr. K.をお迎えし、彼の短期留学が始まりました。

ニューヨークの秋は紅葉が美しく、この郊外の閑静な住宅地の中にある小さな

私立の学校のまわりの自然も美しい秋景色に変わり始めていました。

Mr. K.は週日中学生や高校生のクラスに出席し、ESLの個人指導も受け、アメリカ人のホストファミリーと一緒に出かけたり、小さな学校ですので、皆と家族の様にすぐに打ち解けて、生活に慣れることが出来ました。

週末はマンハッタンに出ていらして観光やオペラなどを楽しまれ、時々私達とも

食事をしたりしました。ニューヨークは日本食にも不自由しませんし、毎日充実していると喜んでいらっしゃいました。

10月末のハロウイーンでは、自由の女神の仮装をして、生徒さんとのパレードにも

参加されて人気者でした。

12月には奥様もホストファミリーのお宅にジョインされ、最後の一ヶ月はお二人で

マンハッタン観光、美術館、ミュージカル、オペラ、コンサート等楽しまれました。

次回は奥様が留学したいと笑っておっしゃり、クリスマスの飾りつけが綺麗なマンハッタンを後にして日本へお帰りになられました。


色々な形の留学があります。

これからご紹介していきたいと思います。

個人的にご質問などありましたら、いつでもご連絡下さい。

karikawa@rcn.com