貴方は稲妻のように🎵

私の心を突き抜けた🎵



多分「チャンピオン」かこれか、っていうくらいのアリスの代表曲「冬の稲妻」の歌い出しのフレーズですが、大袈裟でなく、小学校4年生の私にとって「アリス」とはそういう存在でした。

チンペイさんとベーヤンが金ちゃんを囲むバンドスタイルがスゲ~かっちょよくて、それまで聴いていた歌謡曲とはちょっと違う、ニューミュージックというジャンルの格好良さも相まって、私はすっかりアリスの虜になってました。

小学校中学年の私にとっては21:00なんて時間は深夜に近いようなものでしたが、アリスを観るために「ザ・ベストテン」を眠い目こすりながら観てたものです。

ベストテンにアリスが入っていないと、ガッカリして床についてましたね😅

それから中学卒業の時、アリスが解散するまでは、ほぼアリス漬けの毎日でした。


チンペイさんと仲の良かったさだまさしさん、松山千春さん、同じ時期のフォークソングやニューミュージックの方々ももちろん聴いてはいましたが、アリスほどハマったアーティストはいませんでした。


今はもう誰も

冬の稲妻

涙の誓い

狂った果実

チャンピオン

エスピオナージ

と言ったロック調のナンバーは、その後自分がロックに目覚めるキッカケになり、毎日覚えたてのフォークギターをかき鳴らしたものです。


秋止符

それぞれの秋

美しき絆

いい日旅立ち(山口百恵)

帰らざる日々

と言ったバラードは、その後ソロのチンペイさんの


群青

天狼

サライ


へと続き、必死にアルペジオやスリーフィンガーを練習したものでした。

四半世紀経つとすっかりスリーフィンガー忘れてますが🤣


ジョニーの子守歌

夢去りし街角

君の瞳は10,000ボルト(ベーヤン)

等のミディアムテンポの曲なんかは、今 時々お遊びで自分で作ってる曲の元になっています。



 元々はその音楽に惹かれてファンになったのですが、チンペイさんの魅力は楽曲だけでなく、その人柄やMCの楽しさにありました。

当時「青春キャンパス」という深夜ラジオ番組があり、エロトーク満載で真夜中にゲラゲラ笑って聴いていたものです😄

私にとっては「性春」の 先生でしたね🤣


その中のコーナーの一つだったか、別の番組だったのかはうろ覚えなのですが、ばんばひろふみさんとやっていた「天才秀才バカ」というのがあり、このコーナーに向けて何度もハガキを書いた覚えがあります。(なのにうろ覚え🤣)

今思えば萩本欽一さんの「よい子悪い子普通の子」とにたような中味だったのかもしれませんが、思春期真っ只中の中学生にとっては、エロトークを交えた楽しいやりとりと、時々流してくれたアリスの曲がたまりませんでした 🤣



ラジオでアリスの曲をかける時、自分が聴いてた時がそうだったのかもしれませんが、結構アルバムの中の曲が多かったような気がします🎵

スナイパー(チンペイさんのソロ)
つむじ風
ラ・カルナバル
逃亡者
ゴールは見えない
LIBRA

なんかもその後のロックへの入口だっなぁと思います🎵

気に入ったアーティストだとシングルだけでなくアルバムを購入するなり、友人から借りるなりしてカセットテープにダビングして、それこそ擦り切れるまで聴いて、必死に歌詞覚えて、友達と歌っていたものです🎵
あの当時カラオケボックスなんてものがあったら、多分小遣い使い果たして通ってた事でしょう😁
実際成人してからカラオケボックスが世に出始めた頃、ほぼ毎日のように通ってました🤣
ところがまだ当時はアリスのアルバムの曲なんかは カラオケには入ってなかったですね😅
最初の頃なんて「冬の稲妻」と「チャンピオン」くらいしか無かったりして🤣
今は結構マニアックな曲も 歌えるようにになって、私達はたまりませんね👏👏👏


50過ぎた、こんなオヤジがまた 四半世紀ぶりにバンド活動始めたのには、メンバーにも言ってない野望がありました。
アリスとの共演です。
それ以前にこのバンドが軌道に乗らなきゃならないのに、何寝ぼけた事言ってんだって笑われるでしょうけど🤣
でも実は密かに目論んでました😁
アリスの3人をLIVEに招待して、そのバックで演れたらな…って、密かに目論んでました。

残念ながら、その目論みは叶いませんでした😢
チンペイさんの悲報を聞いた時、自分の中の一つの時代が終わりました😢
猪木さんが長州さんにフォール負けした時
更には昨年猪木さんが亡くなった時
松本零士さんが亡くなった時
時代は移り行くものだと分かっていても、やはり寂しいものです。
我々がやりたい事、やれる事、やっていかなきゃならない事…歌い語り継いでいく事なのかなって思いますo(^o^)o