実家の片付けの話です。
片付け中、父の【鉄アレイ】 【車のチェーン】 【ハンガーラック】 【ガスコンロ】等鉄、アルミ、ステンレス等売れるよっておにーさんが言ってくれて、土曜日の仕事帰りに、売りに行ってきた。
何がなんやら判らないけど、行ったら業者の人が、仕分けしてくれると思っていた。
すると、全くで。。。。。
鉄は今安くて、アルミや真鍮、ステンレスが高いらしい。
持ち込んだものは、ガスコンロやお鍋もあったんで、
確実にアルミあったはず。
でも、一つだけバラで渡した ”お鍋” 以外、総て【雑品】 という鉄くずで処理された。
まぁ、ええっかぁ・・・・ゴミで処分するより・・・・って話やねんけど、
ひとつすごく気になる事があった。
ネジ、包丁、工具等の中に混ざっていた 【母のオルゴール】。
これを1人の職員さんが、
『これは・・・”真鍮” じゃないですか・・・・・』 ともう一人のオジサン職員に言った。
するとそのオジサン職員が、
『・・・・・・・・・まぁええわっ、鉄の中に混ぜとけっっ』 って言って、鉄くずに混ぜたのです。
私もその場でかなり急かされたと、仕分けをしてこなかった負い目もあり、
さらっとそれをスルーしたものの、家に帰ってから、すごく気になり、真鍮を調べたら、鉄くずの20倍近く値段がする。
鉄くず分で代金をもらったのは善しとしても。。。。。
【真鍮なら、おかーちゃんほんまに大事にしてたやつ】 なのかもしれないと胸が苦しくなった。
そのオルゴールは、私も物心ついた頃から記憶にあり、母が、指輪等を入れていたのを知っている。
今回、従姉妹のおねーさんが処分組に入れてくれたんやけど、私も一瞬ためらったけど、【何でもかんでもいちいち置いてたらしゃーない・・・・】 と我慢して、ゴミコーナーに入れられたオルゴールをそのままにしていた。
でも、独身時代から持ってきたオルゴールのような気がする。
誰かに買ってもらった物やったんかも。
形見にしてもいいくらいの物やったんかも。。。。。。。
そう考えたら、胸が苦しくて・・・・
それで、廃材屋さんに電話をしたけど、もう時間が夜だったんで電話に出ない。
そして、月曜日の朝一で電話をした。
答えは、
【もうありません】
やった
ごめん、おかーちゃん。
でも、もうしょーがない。
でも、こんな事がいちいちすごくしんどいのです。
何方か、この事を正当化できるような、
気持ちがスッキリするような思考回路を教えてもらえませんか。
このオルゴールを廃棄した事が、母にとっても良かったと思える発想を何方か教えてください