あと少しで夏休みが終わっちゃう

 

また、暗いトンネルをさまよう子供が増える

あ~あいやだなあ・・・

 

私の子供たちは3人とも不登校だった

今は26~34歳

ちゃんと自分の足で立ち、稼ぎ暮らしてる

 

子供たちが不登校だった間に

よく思った事

「一日中家にいるんなら、一緒に何かできるかも・・・」

 

最初に不登校になった3人の真ん中の娘は

私の在宅のPCワークを手伝い

WordやExcelで入力の仕事をしてくれた

それは、たぶん、今も役立ってる

そして、私のPCを使い

自分でsmapのライブに行くための

飛行機やホテルの予約をし

初めての飛行機に

中学生ひとりで乗った

 

今も旅行大好きで、子供を連れて電車で海に行き

新しい地図の三人のイベントや舞台に行く

 

二番目に不登校になったのは息子

高2で高校を辞めた

担任に理由を聞かれて

真顔で「東大に行きたいんで、この学校じゃ勉強できないんです!」

教師の慌てた顔が忘れられない・・・

 

後に息子は言った

「小4の担任に出会ってなかったら

学校を辞めるという選択肢はなかったかもしれない」

そして、自分のペースで勉強して、大検受けて、

東大には入れなかったけど、

早稲田の政経に入った

 

そして、最後は末っ子の娘

小3の時にミュージカルに出会い

人を育てる素晴らしい劇団に出会い

はまっていった

中学生になって

皆部活に入らなければいけないときに

娘はダンスや芝居のレッスンの時間を削れないと

部活に入ることを拒んだ

 

なんとなく

学校で浮いていたのだろうか・・・

頑張りすぎて、青年の主張に学年代表に選ばれた後

学校に行かなくなった

家にいる間

ダンスのための音楽編集をPCで無料ソフトを使いこなし

ハエたたきのゲームで鍛えた

ブラインドタッチでものすごい速さでPCを打ち台本を書いた

 

高校は、演劇を続けられるように

通信制サポート校

フリースプリット音楽芸能学園(現 東京自由学院https://twitter.com/tokyojiyugakuin )

芝居に、ダンスに、バレエに、歌に青春をかけて・・・

片道3時間かけて在来線で通った

そして無謀にも

高3から音大を目指す

 

一般入試での合格を講師陣は誰も期待していなかった

ただ、親だけが奇跡を信じて応援し続け

見事にストレートで入学

 

奨学金で院まで進み

成績優秀で院の奨学金の半額を免除してもらえた

 

今は、ミュージカルもオペラもできる舞台女優、歌手、そして歌唱指導

縁あって指導している公立高校の合唱部が全国大会へ

 

不登校でも

そのときに得た時間で

自分を大切にできれば

いつか

飛び立てるときが来る

 

周りの大人が信じてあげないと

子供たちはその未来を見失ってしまう

 

夏休みが明けたら学校にいけるなんて

妄想でしかない

子供はもう凄く緊張してる

学校なんて

勉強なんて

いつでも始められる

生きていれば・・・・

 

もし、ゲームばかりやってる子がいたら

24時間休みなくゲームをやってごらんと言ってみて

まあ、たぶん、お腹は空くし、眠くなるからずっとは無理だと思うけど・・

とことんやる

それが、何かに繋がる

 

音楽でも

ゲームでも

お芝居でも

何でも

これからの社会が今の大人には想像もつかないものになるんだから

子供たちが決めて行けばいい・・

その世界で一流になれば

どんな世界だって食べていけるんだから・・・

 

中途半端に不登校を我慢させると

結局

大人になっても

自分を信じられない

周りを信じられない

残念な大人になっちゃうよ

 

不登校もしっかり

納得いくまでする

もし

いじめが原因で

行きたいのに行けないんなら

親はできることがある

学校を変えてあげればいい

これは、大人にしかできない・・・いまのところ

 

学校変わったからと言って

いきなり不登校が終わることもない

でも、環境が変わって

いい出会いがあれば

変われるチャンスはある!!

 

暗いトンネルから出口が見えてくるかも。

 

親も

子供も

逃げたっていい

 

だって

逃げて助かるなら

生きていけるなら

また違う人生を歩めるじゃん