今日はなんだか胸の傷がチクチク痛みます。

 

ふと、思い出しました。

麻酔から覚めた時の母との会話。

大したことのない、くだらない事。

 

母は読書好き。

その影響で私も本はたくさん読みます。

時代小説ぐらいしか趣味があわないのですが

めずらしくライトノベル系で気に入ったのがあったようで

我が家の本棚から新刊を見つけ手術の日に持ってきていました。

 

手術の後、麻酔から覚めて回復室で

母親からの一言目。

「最後チラッと読んだんだけど、

 〇〇〇〇(小説の人物)死んじゃうの?」

「もう辛くて、チラッチラッとしか読まれへんかった」

 

いや、手術後の回復室でさ

死ぬとか死なないとか言わんといてと

麻酔から目が覚めたばかりなのに

周りに聞こえてないか、慌てるよね。

いっぺんに目も覚めるよ。

 

で、その後

「病理の結果でるの再来週だって。

 リンパの転移もしてなかったって」

 

まずそれ!

 

手術も無事に終わり、転移もなかったので

心配することはないと、

私<小説 になったんだろうなぁ。

 

結局、そのシーンに行き着くのが怖くて

一気に読まれへん…と

退院までの毎日のお見舞いの行き帰りに

ちょっとづつ読んだらしい。