お家の中のりょうへい

こんにちは

重度の知的障害をあわせもつ自閉症の息子(21)が、幼少の頃から習い続けているピアノの記録のために始めたブログです。

コンサートが無事に終わり、のんびりと過ごしていたら、世間はいつの間にやら真冬になっていました

ハロウィンが終わると街は一気にクリスマスモード🎄

りょうへいは、クリスマスツリーを組み立てるのを毎年楽しみにしています。

ツリーの箱を出してあげると、全部自分で組み立てて飾ってくれます。

とうとう養護学校(最近やっと支援学校になったみたい)を卒業して、まる4年が経とうとしています。

まさかその間、どこにも通わないで過ごすとは。

お家の中のりょうへいは、家族みんなにかわいがられています。

にこにこりょうへいは、私たちの最高の癒し。

いてくれるだけで、とても私たちの力になってくれています。

トイレもお風呂も1人でできるし、ご飯も自分で食べられるし。

高いところのものを取ってくれたり、重いものを持ってくれたり。

おうちの中にいるりょうへいは、私たちにとっては「障がい者」ではありません。

それは、お家の中にはりょうへいにとっての障壁がない、ということだと思います。

どこにも通わないこの4年間が、とにかく楽で。

そろそろどこかと繋がらなきゃ、とは思っているのですが、なかなかその一歩が踏み出せず。

ピアノの練習だけは進んでいるけれど。

スーパーマリオの腕は上がっているけれど。

テトリスとぷよぷよも、とっても上手になったけれど。

地域の中で生き生きと仕事をしているりょうへいが、いつか見られたら最高ですね。

今、練習しているショパンのワルツです。

この曲を聴いていると、とってもノスタルジックな感じがして胸がギュッてなります。

途中、荒々しくなるところがかっこいい✨