こんにちは

重度の知的障害をともなう自閉症の息子がピアノを頑張っていることを通して感じたことを、母目線で綴っていこうというブログです。
息子は現在、養護学校高等部3年生です。
先日、人と話していて、久しぶりに「どうしてピアノを始めようと思ったのか」という質問を受けまして。
言葉が分からないとできないことも多い中、興味を持ちそうなものは、とりあえず何でもチャレンジさせてみよう、と思っただけなのです。
むしろ、選択肢は言葉が話せる人よりは少ないので、落ち着くところに落ち着いた、という感じもあります。
ピアノなんかより、他にやることがあるでしょう❓と思われるのかもしれません。
でも、ピアノを通して学んだことは、本当にたくさんあります。
生活に必要なことだけではなくて、本気で楽しめる何かを見つけて、せっかくの人生を楽しんでもらいたい。
と思っただけで。
何も、初めからショパンを弾かせたい、なんて思っていたわけではないのです

私の願いとしては、障害があってもなくても、いろいろなことにチャレンジすることが普通にできる社会になること。
障害があるのに、なぜ❓という質問が来なくなること、かな。
そんな願いをこめて、5月の時点の「木枯らしのエチュード」のレッスンを一般公開にしました。
こんな風にピアノレッスンをしています。
下の動画で2:00あたりの部分です。
この曲の成り立ちも分かりやすくなっているかと思います。
サムネ用の写真です。