こんにちは

重度の知的障害をあわせ持つ自閉症の息子のことを書いているブログです。息子は、養護学校高等部3年生です。
小学校に上がる前頃から、ピアノの先生にお世話になっています。








先日のレッスンでのこと。
修学旅行が近くなって来たりょうへいに、先生が話しかけてくださいました。
先生「りょうへいくん、修学旅行はどこに行くの❓」
りょ「………。バス。」
先生「バスに乗ってどこに行くの❓」
りょ「………。はねだくうこう。」
先生「羽田空港ね。そこから何に乗るの❓」
りょ「………。バス。」
(いやいや、ちがう
)

りょ「………。えーえぬえー。」
(おー、来たぞ‼️)
(それでそれで❓)
先生「ANAの飛行機に乗ってどこ行くの❓」
りょ「………。さっぽろ‼️」
先生「そう、札幌に行くの
」

やっと行き先の名前を言ってくれた‼️
その時の先生、本当に嬉しそうにしてくださって

ピアノを弾いているところだけ見ると、いろいろしゃべり出しそう、なんてよく言われます。
でも、ピアノの前から離れたとたんに、
「よくがんばりました」
と、その日もやっぱりいつものりょうへいに早変わりでした

そのギャップがおかしくて、つい笑ってしまいます。







ということで、修学旅行が近くて浮き足立っているりょうへい。
修学旅行のお土産のリストを学校で作ったようなのですが、それを先生が見せてくださって、
「りょうへいくんは、お菓子が多いみたいですね」って。
お菓子ばっかり7箱もいらないよ

好きに選んでもらおうと思っていたけど、ちゃんと指定しておいた方が無難かも

おこづかいが1万円まで、となっているのですが、高すぎでは
と思い、少なめに持たせようと思っています。

そういえば、最近びっくりしたのが、学校からお土産の通販カタログが配られたこと

一応学習のために行くのだし、おかしくないですか
旅行会社の回し者










そんな中、6月の発表会に向けて、「ラ・カンパネラ」と「木枯らしのエチュード」の練習を続けています。
「ラ・カンパネラ」は、大分軽く演奏できるようになってきました。
「木枯らしのエチュード」のレッスン動画です。
これに、先生の指導が入りました。
フォルテの部分は、どの音符もバシバシ弾いてしまっているので、メロディとしての美しさを意識することが課題となりました。