こんにちはニコ

前回の記事に、来年の3月27日に市役所のロビーでピアノを弾くことをお伝えしました。


そのコンサートは、昼のミニコンサート、といって、普段はプロとして活躍されている音楽家の方々が出演されているものです。


今回は、春休みということもあり、養護学校の学生であり、知的障害も併せ持つ自閉症の息子を出演させていただけることになりました。


あまりない、せっかくの機会なので、何かできないかなぁ、と考えていたら、


4月2日は

世界自閉症啓発デー←HPのリンクです。

だということに気がつきました。

日にちが近いビックリマーク


以前、その時期に、市役所で自閉症に関する展示が行われていた記憶があり、障害福祉課に問い合わせてみたところ、その展示は今はやっていない、とのこと。


自閉症の啓発に関するリーフレットのようなものも、置いていないのだそう。



そうなんだぁ。。。

でも、何か自閉症啓発に関する展示をしたいということであれば、もちろん、協力いただけるとのこと。


これは、何か持ち込み企画をこちらで作れ、ということか。それもありだなぁ、なんて思いながら。


次に足を運んだのが児童相談所。


私ははるか昔、りょうへいがどうやら自閉症らしいってなった時、「自閉症とは。」というような、基本の内容が載っているリーフレットのコピーのようなものを、ここでもらったのです。



久しぶりに児童相談所の自動ドアをくぐり、中に足を踏み入れると。。。


なんだろう。この胸が苦しくなる感じ。




それは、建物の圧迫感のせいなのか。

りょうへいが自閉症だと言われた時の感情を思い出すからなのか。

それとも、目にいくつも飛び込んでくる「虐待」「DV」の文字のせいなのか。



たくさん置いてあるチラシやパンフレットを何度探しても、「自閉症」の文字がありません。


私が来た時は、「自閉症協会」の案内とか置いてあったんだけどな。


自閉症という文字の表題のついた本もなく、あるのはただ「自閉症ハンドブック」という冊子のみ。



様子がずいぶん違う、と思いました。



そして、窓口の方に声をかけました。


お話を伺うと、ここは、お子さんが自閉症かどうか診断する場所ではないので、自閉症を説明するようなものは置いていないのだそう。


ほとんどの親御さんは、自分のお子さんが自閉症だということを、すぐには受け止められないでしょう。


まずは、親にあまりショックを与えないように、との配慮なのか、と思いました。



となると、自閉症に関する資料があるのは、それを診断するクリニックか。

と、考えていると、そこの相談員の方が、前に勤めていらした場所として、横浜の「こども医療センター」というところを紹介してくださいました。


横浜か、、、ちと遠いな。

と、ここまでが昨日の出来事です。






子育てをする母親が、とても追い詰められている。

命をも脅かされるほどに。


とにかく、それを強く思いました。



「子育ての苦労はみんな一緒」


とひとくくりにされ、行き場のない母親の苦しみ。


障害のある子どもでも、安心して子育てできる社会、を望まないでは、いられません。

そのために、何かできることはないか。
私には何ができるのか。




とにかく、3月の市役所のコンサートの表題を考えなくてはいけません。


20字以内、だそうです。

年明けまでに考えなくては。

悩むショック