水族館に行くと必ず私が見たいのは、ペンギン。

陸地をよちよちと歩き、たまに足を滑らせてズコッてこけたりしている。

水の中に飛び込もうとするも、何度を海を見下ろしては後ずさりし、なかなか飛び込まない。

でも、ひとたび海に飛び込むやいなや、颯爽とハイスピードで泳ぎ始める。



もう、そのギャップがたまらないのです。



羽毛の中に蓄えた空気が、気泡になって背中から出てくる様子や、陸地では全く役に立たなくなった翼を、バタバタさせて器用に泳ぐ様が、なんともカッコいい‼️

なんかね、そんな様子を見ていると、りょうへいみたいだなぁって。


普段は、あーあー言ったり、体をパンパン叩いたりのりょうへいが、ひとたびピアノの前に座ると、別人のように生き生きと音楽を奏で始める。
 

よく、水を得た魚っていうけれど、魚は水がないと生きられないから、水が必要であることは一目瞭然。


でも、ペンギンは、陸地でも生命を維持することができる。


だから、水の中にいるところを見たことがない鳥にとっては、すごく鈍臭いだけの鳥なんじゃないの❓


何、そのまーるいフォルムは。
飛べないくせに、その役に立たない翼は何でついてるの❓って笑われているのかもしれません。


ペンギンも、海を見つけることができなければ、自分は、周りの鳥と比べて、飛ぶことできないし、歩くのも不器用だし。自分はダメな鳥だ、と思うかもしれませんね。


本来、一人ひとりが持っている、自分が生きるフィールド。それを見つけられるか否かで、実は人生ってすごく変わってくるんじゃない❓


あなたの持っているその翼は、空を飛ぶためじゃなくて、海で上手に泳ぐためのものだよ。


それに気づかなければ、単に邪魔なだけの翼。


そう、思った時。


本来であれば、集団教育は、一人ひとりがそれに気づくための場であるべきなのでは。



どの子も、周りに迷惑がかからないように、じっと静かにすることが最大の目標であるかのような、窮屈な今の学校の集団教育。


それが変わっていけば、今とは全然違う社会になっていくような気がするのです。


そして、多様な能力が開花できるフィールド。


それこそが、全記事にも書いた、「チャレンジできる場」。


いろいろな人がいろんなことにチャレンジできて、失敗もできて、正しい方向に導いてくれる。


そんな場がたくさんあってほしいと、私は強く願うのです。



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ちなみに、ペンギンも鳥なので、着地の時の衝撃を吸収するための長い足の骨格が、今でも備わっているそうです。


知らなかった〜ほっこり



そんな、ペンギンのようなりょうへいの動画です。よろしければご覧ください。









この、話をしているのが私ですあせる