こんにちは。

先日、ある本を探しに本屋さんに行ったのですが、そこで見つけたのが、この本です。






みなさん、ご存知でしたか❓

アメリカにも、東田直樹さんと同じように、文字盤で表現する作家さんがいらしたのです。



りょうへいが、小学2年生の頃、言語訓練を始める時に、リハ科の先生は、こう断言しました。



 もし、訓練して、「ありがとう」と言えるようになっても、この子が本当に人に感謝してありがとう、と言うようにはならない。


その頃、コミュニケーションの手段としての言葉をほとんど使えなかった息子でしたが、この先生の言葉には、疑問を持っていました。


自閉症の人は、心を持っていても、それがうまく表現できないだけではないのか。


誰にも分からないはずの、自閉症の人の心の奥まで、なぜ、ただ一人の医師がそこまで踏み込んだ発言ができるのか。


もう、ずーっと心に引っかかっていましたが、
この標題を見た瞬間に、やっぱりね、と。


自閉症の人への接し方、教育のあり方など、考えさせられる本です。


自閉症の方のご家族や、教員、医師の方など、広く読んでいただきたい一冊だと思いました。