こんにちは(*^^*)
お久しぶりです。いつも、読んでくださってありがとうございます。








これは、りょうへいが小学生だった頃のお話です。
りょうへいは、地域の小学校の支援級で学んでいました。
朝の会、帰りの会、音楽、体育、クラブ活動など、交流の機会もありました。本当に貴重な機会でした。
ある日のこと。
りょうへいの特徴的な声を、お友だちが何気に真似しました。
その時、近くにいた先生は、目でその子に合図しながら、「シーッ‼️」といいました。
その子は、実はうちの近所の子で、よく遊んでくれていた子。
悪気はないはずなのになぁ、と悲しくなりました。
またまた、ある時。
他の子が、りょうへいのぴょんぴょんと跳ねる仕草を真似していました。
その子も、いつもりょうへいのことを気にかけてくれている子でした。
私はその子にこういいました。
「りょうへいは、どうしてこうやって、ぴょんぴょん跳ねるんだと思う❓
〇〇くんは、私よりりょうへいに年も近いし、私より何か分かることもあると思うから、何か分かったら教えてね。」
すると、その子は、
「どうしてとか、そんなこと考えたこともなかった。」
と、真顔で答えてくれました。
真似なんかしたら、ダメ‼️失礼でしょ‼️
と、ピシャッと言い切ってしまったら、せっかくの社会との関わりの機会を潰してしまうことになりかねない、と思ったのです。
「りょうへいくんは、どうしてしゃべれないの❓」
と聞いてくれた子も、りょうへいのことを本心から心配してくれていました。
彼は、後に言葉が出てきたことを喜んでくれました。
「いい子」にするのも、「悪い子」にするのも、大人次第なのかな、と、そんな風に思うのです。