いつも、読んでくださって、ありがとうございます(*^^*)
これは、オーティズムミュージシャンコンサートの前のお話です。
(ちなみに、オーティズムとは、自閉症のことです。)









美容院嫌いの私も、こんな髪の毛でステージに上がる訳には行かない、と、久々の美容院。
「実は、息子が自閉症でピアノを弾くんですけど、それで私もステージで息子の話をしなきゃいけなくて、それで久しぶりに切りに来たんですよ。」
なんて話をしていたら。
美容師さん。
「息子さん、ピアノを弾くんですか。音楽はいいですよね。押しつけがなくて。ほら、日本語って、何でも細かく説明できちゃうじゃないですか。」
と、いきなりの不意打ち。
えっ
今なんと


うーん、言われてみれば、そうかもしれない。。
美容師さんは、赤ちゃんと5歳の男の子のパパなのだそうです。
さらに、お話を進める中で、美容師さん曰く、
「大人より、子どもの方がすごいですよ。
折り紙でも、大人はどうしても、線にぴったり折ろうとしちゃうじゃないですか。
子どもが折るような柔らかさが出ないんですよね。」
えっ
今何と





その発想はなかったな。
逆に、線にぴったり折るように、がんばって教えちゃう

美容師さんの息子さんは、牛乳パックとか家にあるもので、工作をするのが大好きなのだそうです

「息子がピアノを弾けなくてもいいから、普通にしゃべってくれたらどんなにいいかと思っている」
と言ったら、
「息子とはあんまり言葉で話したりしません。
きれいな景色なんか見たときは、感じろ
って言います。」

ええっ

今何と








(繰り返しますが、この方、美容師さんです。)
そうか。確かに、心を通わせるのに、言葉はいらないのかも

だけどね。言葉が使えないのは、時々とっても不便です。
この前も、疲れてたのか、ピアノを始めるのが遅くなり、それでご飯の時間もずれ込んでしまって。
「りょうへい。もっとはやくピアノをしないと、ご飯が遅くなっちゃよ。」
って言ったら、
「はやく。。ゆっくり。。」
って混乱

ああ、ピアノの速さの話じゃなくて、もっと早くから始めなさいってことなんだけど。。
んーー、あー、まあ、いいや

って感じで



もうちょっと、言葉が理解できればスムーズにいくんだろうなぁって思います

いやー、でも、この方、美容師さんにしておくのは実に惜しい。そう、思いません
