2才の検診でひっかかり、何だか別室に呼ばれて
、どうも発達に問題があるらしいようなことを言われ。この時は、まだ障害という言葉は私の頭にはなく。

「たくさんのお子さんを見てらっしゃるから、うちの子が異常に見えるかもしれないですけど、私から見たら普通なんです!」

と、突っぱねて帰ってしまいました。

その前に、診察した医師が、

「病気ではないので。。」

とおっしゃったので、病気じゃないならいいですって感じで。

その後、「光とともに」というドラマがちょうど放映されて、その光くんの仕草があまりにも、うちとそっくりだったので、だんだんと気づくことになるのですが。


今考えれば、2才時にして言葉が1つも出ていなかったんですから、明らかに異常といえば異常だったんでしょうけれども。


でも、この、私から見たら普通、という感覚は今でもあります。


たまに、相談員の方などに、何か困っていることはありませんか?と聞かれたりするのですが、


「私には、この状態が普通なので~」


なんて答えちゃいます。


他の子どもと比べなくったって、りょうへいが、りょうへいなりに、自分のペースで元気に成長してくれていれば、それで十分。


早く発達するに越したことはないけど、ゆっくりもいいもんだ。


急行列車は便利だけど、各駅停車でゆっくり景色を見るのも悪くない。


そんなことを、負け惜しみでも何でもなく、思えるようになりました。


将来のことが心配でないわけではないのですが。