リスクには、見えるリスクと見えないリスクの

2つがあると思います。

 

病院側が回避しようとしていたのが

再発の防止、怪我の防止といった見えるリスク

だとすると、患者のわたしが恐れていたのは

このまま回復しないで退院したら自分はこの先

どうなるんだろう…という見えないリスクの方でした。

 

このみえないリスクを、回復期にできるだけ下げた

いならば、あるていどまでは見えるリスクをとるのも

やむを得ない。ただし、それはくれぐれも慎重なコン

トロール下のもとで。

 

これがわたしの下した結論でした。

 

さいわいにというべきか、どういえばいいのか

わたしには長期の努力が苦手な 怠けぐせがあります。

 

そんななまけものにとって、回復期は、「とりあえず

今だけ頑張れ」と神様が与えてくれた、ダイヤモンドのように

貴重な時間な気がして、ならばこれを優先順位を決めて

残さず使ってやろう、それが終わったら好きなだけ怠けて

やろうと決めました。

 

短期で頑張るコツのひとつは自分で自分を怒ることです。

 

おまえだれに一生くるまいすの背中おしてもらうつもりで

のほほんと寝とるんや

 

どこに金玉ぶらさげてうれしげに男みたいな顔しとるんや

 

とおもうと自分に腹が立って来て、どこが痛いのどこが

かゆいのという不満はハナクソよりどうでもよくなります。

他人にはこんなことはまちがっても言わない。

 

他人にはやむを得ない他人の事情があり

他人の人生と価値観がある。

わたしはそこに土足であがってはいけない。

 

 

維持期についてですが、歩行から遠ざかっていた元

患者さんが“いまは歩くのがすこし不得手になった”と

感想を書かれていたのをどこかで読みました。

(そのかたはまた歩かれるみたいです)

 

リハビリの先生からも、 ふつうのひとよりおとろえやすい

と考えて体をつかって みたいな言葉がありました。

 

その使い方としては、普通に生活するなかで使うだけで

よいのかそれともこれまでのリハビリでしたように、反復して

からだを動かしまくるべきなのかは、よくわからないと

いうのが正直なところです。

 

一応、晴れているときは散歩にいくようにしてますが

これもどこまで続くことやら。。

 

再発に関しては、くすりの力と体重のコントロールでなんとか

しようとしています。

 

先生からは「体重がおちて血圧もさがっているので

大丈夫でしょう」という言葉を頂いています。

 

だからたぶん…大丈夫…かな?

自覚症状も消えたから、おそらく大丈夫でしょう。

 

趣味が将棋なので81dojoというサイトでnyoroの名で

将棋をさしていたら、とりあえずのんびり生きている

のでご安心ください。

 

趣味はいいですよ~