あきれるばかりの返答に人権意識の低さが表れている。
と、言うより真の理由を隠そうとするあまり、つじつまのの合わない答えが返ってくる。
 
4/24(水)、福生市教育委員会の方たちとの面談。
補助金削除の理由に「需要、実績が少ないから…」と言いつつ、市の逼迫する財政の削減の為に苦渋の決断…とも。
 
需要が少ないということなら、財政を逼迫させるほどの財源を消費している訳でもなく、たった2件4名の補助金を廃止するような苦渋の決断など全く無用。
 
この補助金は、朝鮮学校に通う子どもたちにとって、この町で共に暮らし学ぶ日本社会の一員であることと、自分らしく生きて行くことを日本の行政から認められた唯一の証。
 
子どもたちの尊厳が踏み躙られ人権が侵されたのです。
等しく学ぶ権利を奪われ傷ついたのです。
 
それでも行政は「そんなつもりはない…」「誤解されては困る」「尊厳や人権を侵そうなどと思ってない・・・」
つもりが無くても、思ってなくても、あなた方が行ったことは明らかに子どもの人権を無視し傷つける行為です。
その認識が無いことこそ問題なんです。
 
費用対効果などとの発言には開いた口が塞がらず。
 
子どもに何と説明するのか、納得のいくようきちんと説明して欲しいと、語るアボジ…
静かに、そして込み上げる熱い思いを込めて。断固席を立たず強い意志を示された。
 
補助金廃止が議決されたからとて諦めるわけにはいきません。
撤回を求めて根気強く、たたかい抜きましょう。
 
朝鮮学校生徒の高校無賞化制度からの排除と、それにより広がる地方自治体への悪影響を必ず阻止しなければなりません。
 
昨日(4/25)の旧文科省前でのスタンディング行動(東京朝鮮高校オモニ会呼びかけ)、文科省への要請行動、記者会見、院内集会(全国オモニ会連絡会主催)は、全国から足を運んで来られたオモニ会代表の方たちや朝鮮学校を支える多くの日本の友人たち、共に感動と勇気を沸き立たせて貰えたように思います。
涙が止まりませんでした。
 
そして「私たちの夢・私たちの心プロジェクト」により国内外各地から飛んできた4万羽の折鶴に込められた一人一人の思いとともにスイスジュネーブに向かうオモニ達の活躍を期待して止みません。
 
これ以上、子どもたちが傷を負わない様に。

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4/25、文科省前スタンディング要請行動