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 今年93歳になられた、あるハルモニにお会いしたとき、悔しそうにおっしゃるんです。
 「マンギョンボン号が出たなら、無理してでもウリナラに行けるのに…行きたいよ」と。
 
 日本政府の制裁措置により船の往来がストップ。
 空の便での渡航は中国経由で遠回り、経費は二倍、再入国時のお土産没収 等々…

 在日朝鮮人への、いわれの無いいやがらせと偏見、差別は、
 改善どころか益々陰険になり、未来を担う子どもたちにも容赦なく注がれています。
 
 息子や娘に会いに行くための途を断たれた、たくさんのオモニたち。

 「高校無償化」の適用から外されままのウリアイドゥル。

 日本政府による学ぶ権利の侵害、民族教育への異常な干渉

 「朝鮮」を執拗に虐待し続ける日本のマスメディア
 
 怒りがこみ上げてきます。
 
 日本政府の在日朝鮮人に対する、非人道的な措置、許されぬその行為は、
 日本の品格を墜落させているように思えます。
 
 何度もしつこいようですが、在日朝鮮人の存在は日本の負の歴史の産物です
 
 いつまでも過去に固執せず、前に向かうことが大事だと言う人がいます。
 が、過去を振り返らず、目を背け、目隠し状態のままでは、前が見えず正しく進むことなどできません。
 
 方向をを間違え暴走している姿は滑稽で、目も当てられません。
 
 在日朝鮮人への差別やいやがらせを無くし、
 日本に暮らす日本社会の構成員全ての人権が平等に守られるよう計らうことが、
 向かうべき前方だと思います。
 
 子どもたちに、憎しみを植え付けるのではなく、
 不幸な過去を繰り返さないようにするには、どうすれば良いかを問いかけ、
 共に実践し進むことが出来たらどんなに素晴らしいでしょうか。