先日、日本の友人から頂いた小冊子
「命のバトン」(私の「まだ、まにあうのなら」~福島原発の事故を受けて~)を読んで…
イギリスと、フランスにある、六ヶ所村と同じ核燃料再処理工場。
驚いたのは、日本の原発から出た核のゴミが、この再処理工場に送られてプルトニュウムとなり、また日本に返されていること。
そのプルトニュウムを使って運転しているのが、福井の高速増殖炉もんじゅだそうだ。
そして、セラフィールド(イギリス)も、ラ・アーク(フランス)も、日本から多額の報酬を得ていること。
イギリス・セラフィールドの工場は、1950年代から、放射性物質を含む再処理廃液をアイ
リッシュ海に流し続け、その汚染は80年代から国際問題に。
この度の福島原発の事故を受けて近隣諸国からの圧力が強まっているという。
セラフィールド周辺の小児白血病の率がとても高いということも知られている。
因みに、ピーターラビットで有名な湖水地方はこの近く…
原発は事故をおこさなくても、発電所の中の放射能はフィルターをとおり、わずかですが毎日煙突から出、冷却済の水は近くの海に垂れ流されている。
更に驚いたのが、原子力発電所一基が一年間動くと、死の灰が1t、プルトニュウムが
250kgたまるのだそうだ。
これは広島型原発の1000倍の死の灰…
知らずにいたことが、何よりも怖いです