動式ポンプで、子育て広場に使う子ども用の大きな大きなプールに、空気を注入。
口や足や手動などでは、とてもとても気の遠くなるように思われる膨らまし作業が、随分楽だ。
注入口からは物凄い空気のパワーが出力されている一方で、欠かせないのが排出口。
排気口が塞がると、注入されないというか…動かない。(手動でやってみると、明らか)
まるで人と同じだな…と思った。
相当以前、パンパンに破れそうな私に、「ピストンも空気の抜け穴があるから動くんだよ…」と言ってくれた友人が居た。
頑張るにも、力を抜く場や休息が必要だということを教えてくれたのでしょうね。
(とてもありがたかった事を思い出す)人其々、その方法は異なるでしょうが。
自らを顧みると同時に、被災地(東日本大震災)の皆には、活力の注入を齎す「排気口」があるのかな…思えてくる。
まだまだ傷跡の癒えぬ被災地では、非日常と向き合いながら歯を食いしばり復興に励んでいる。 心の安らぐ間などあるだろうか…
被災地の支えになることを、日常で気負わず行うことの大切さを考えさせてくれた、意義深い空気入れ作業になりました。 感謝です!