大阪朝鮮高校ラグビー部の勇姿をテレビ画面に見ながら、当にこの子たちが今「高校無償化」から除外されていることに、疑問と心の痛みが拭えません。
子どもたちは、二つの国の素晴らしい懸け橋です。
生まれ育った日本も好きなはずです。
そして、もう一つの祖国をとても大切に思い、願うは<南北統一チーム>の代表を目指している子どもたちも、居るのです。
私たち在日の存在自体が、日本の歴史を映し出す一部です。
過去を変えることは、誰にもできないけれど、未来はこれから築くことが出来ます。
子どもたちは私たちの未来であり希望です。
先を行く大人たちの誤りで、未来を曇らせることは決して許されません。
一人一人が多文化共生社会の構成員です。如何なる理由であれ、子どもたちが差別や排除を受けて良いはずなどありません。
「私は、そのままの私でいい」が生きる基本、「みんなちがって、みんないい」が地球上の鉄則だと思います。
子どもたちの笑顔が絶えることの無いよう、日本の子も朝鮮の子もどの国の子も皆、自分を好きでいられるように・・・