もう何度目になるだろうか。
これが最後になりますように…と参加してきた、朝鮮学校への「高校無償化」適用を求める院内勉強会(集会)。
結論は出てるはずなのに…
この集会でも、朝鮮高校の学生代表や引率の先生、朝鮮大学生たちは、じりじりと先延ばしされているこの不当な扱いに対し、切実な思いを淡々と訴えた。
自分たちの気持ち、国際条約上の不当性や差別的扱いについて、突然の指名に臆する事もなく、理路整然と語る青年たちの姿。
この青年たちを育てて来た民族教育の優越感で胸がいっぱいになった。
そして、この子たちの学ぶ(学んできた)ウリハッキョの有難さや大切さは集会に集った人たちに充分過ぎるくらい伝わったはず。
排除の理由など、どこにも見当たらない。
私達は、この数カ月どころではない64年もの間、民族教育の正当性を常に叫び続け
不当な扱いに抗議し、当たり前の権利を一つ一つ獲得してきた。
いつまで続くのだろうか…
一世たちが私たちに継いでくれたもの。
私たちが次世代に継ぐべきものと、残してはならないないもの。
次世代たちのものである未来は、差別も争いもない平等で平和な社会であってほしいと願いながら、今日も首相官邸にメールを送ります。