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診断までの検査①(力比べテスト・腰椎穿刺)【重症筋無力症】の続きです。
〇入院3日目〇
入院3日目は、朝の血液検査の後、造影剤CT、MRI(脊髄)、肺機能検査、反復刺激誘発筋電図検査(疲労検査)と盛りだくさんな1日でした。(入院したからこそ行えた数!)
【造影剤CT】
ヨード造影剤を静脈内に注射して行うCT検査です。
これにより、MGでひっかかりやすい胸腺の状態がより分かりやすくなると説明を受けたはず。
CT室で横になり、注射で造影剤を注射しました。
事前にネットで「体がわーっと温かくなりおもらししたような感じがする」という情報を得ていたのですが、まさにそんな感じで、
お尻まわりがおもらししたかのような温かさになってきたなー
と思ったらあっという間に終了でした。
この情報、先に知ってなかったらちょっと焦ったかも。
ところで、こういう検査の後、「起きていいですよー」と言われるのですが、
腹筋が全くない私は体をねじらないと起きられません。
日常生活で腹筋がなくても困ってないんですが、こういう時にはっと症状に気づかされます。
【MRI(脊髄)】
初回で全身が撮れたのかと思ってましたが、そんなに万能ではないんですね(笑)
今回も、固定された後動かないように言われましたが、この日の頭を置く台が硬く・・・。
30分程だったと思いますが、後半かなりきつかったです。
辛い時は手を挙げるように言われていたので、次機械が止まったら手を挙げようと決意したら、終わりました。
台、低反発とかにしてくれればいいのになぁ。
【肺機能検査】
これから度々お世話になる検査なのかな!?
呼吸機能を調べる検査です。
生理機能検査室で行いました。
パイプのような物を咥え、
「息を思いきり吐いて」
「できるだけ長く吐いて」
等言われるがままに検査。
でも難しくて、1回目よりコツが分かってきた2回目の方がいい数値が出ました。
この日はとても調子が良かったのもあり、値は3.15 100%超えだったはず。
【反復刺激誘発筋電図検査(疲労検査)】
そしてそして、MGの診断に重要な疲労検査。
神経筋接合部の伝達障害の有無を判定する検査です。
これも生理機能検査室で臨床検査技師さんと。
ベッドに横になり、末梢神経伝導テスト同様、小さなパットを、検査部位に貼り、電気を流して行いました。
検査部位に貼れるとまずは1・2回ビビッ。
正しく装着できていることが分かると、本番。
10回連続で電気刺激がきます。
1回は余裕な私も、8~10回くらいはそこそこの痛みを感じていました。
(が、筋生検を思えば余裕!)
検査部位は技師さんが、私からその時調子が悪い場所を聞き取って決め、腕や脚等で行いました。
行ううちに、強い疲労感が・・・
太腿もどんどんだるくなりました。
ふくらはぎあたりの検査では、なぜか勝手に膝も動き、検査技師さんが驚く展開に。
(普通ないそうです。神経の広がりおかしいのかな(笑))
技師さんが動く膝を押さえての測定となりました。
30分程、とても丁寧に調べてくれ終了。
そしてこれが陽性なんですが・・・
MGをあまり疑ってなかった私は、
「異常なかったですかー?」
と安易に質問し、
「・・・結果はドクターから説明させていただきますね」
と言葉を選んでお返事させてしまいました
後日頂いた検査結果の一つがこれです。
健康な場合この山が同じ高さで10回続くはずですが、
私の場合山の高さが有意に下がっており、Waning(+)が出ています。
続きます