病院では、給食業務を、
病院職員で運営をしているところと、
委託会社に依頼をしているところがあります。
学生にどちらが良いですか
と、聞かれることが多々あります。
直営（現場も事務所も病院職員）
給食管理業務を任されている委託会社の栄養士
給食管理業務を委託会社に任せている病院側栄養士
大きく分けると、この3パターンに分かれると思います。
私は、全部に当てはまった事がありますが、
委託だから厳しいとか、
直営だからお給料が良いとも、
限らないと思うのですね。
それぞれの良さがあり、
そこを自分で選んでいけば良いと思います。
まず、直営の場合、
給食管理業務から、栄養指導、栄養管理まで
病院職員でこなしていきます。
委託会社の栄養士の場合、
委託業者が出来るのは、
給食管理業務のみなので、
栄養指導や、栄養管理は仕事として出来ないのです。
いくら管理栄養士を持っていても、
給食管理業務のみとなり、
仕事に制限がかかります。
また、契約の内容により、
献立作成から出来るところと、
現場業務のみ、
などなども違ってきます。
給食業務を委託に任せている病院側は、
栄養指導や、栄養管理をするための管理栄養士
という事が多いのではないでしょうか。
直営の場合、
病院職員ですべての業務を運営するので、
先輩が辞めないと、
なかなか上にあがれないパターンもあれば、
管理栄養士で、栄養指導をしていても、
調理作業もするという事もあります。
委託会社の栄養士は、
だいたいが、厨房にいるか、
事務所で、献立作成や発注をしている姿が
イメージされますね。
委託会社に長くいるベテランさんだと、
給食管理業務をおまかせしても、
さすがだな～と思う方々がほとんど。
給食管理を熟知されている証拠ですね。
若手も頑張れ～
今は、委託会社に依頼をしている病院も多いので、
新卒で、
給食業務を委託に任せている病院側に入るのは、
なかなか難しいかもしれません。
委託会社に入って、
数年間で、給食管理業務をしっかり出来るようにして、
管理栄養士を取得してから、
給食業務を委託している病院側を目指す
というパターンもありますね。
いろいろなポジションのつき方がありますが、
どこでも、色々な仕事を覚えられると思います。
自分が決めて、ご縁のあった職場。
まずは、そこで出来ることをこなしていくと、
先も決まってくると思います。
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