観終わった後の気分がどうにも…

結果ネタバレになっているのでご注意ください。

映画プロデューサーを夢見るジェーン（現在はアシスタントという名の雑用係）のつらすぎる１日を描いた作品。

華やかな映画業界の裏側の深い闇を見てしまった気分。

会長のモデルはワインスタインなのだろうとは思うけれど、

彼以外の人たちもかなりひどい。

ジェーンは観客から見たらとても有能で機転も効く働き者なのだけれど、

朝早くから夜まで働かされて、それが当然という雰囲気。

給湯室での女性職員の態度もまじか…？と思ってしまいました。

（自分で使った食器くらい洗え！）

会長は公私混同やりたい放題（ハラスメントもし放題）だし、

同じ部署の先輩男性職員もお気楽すぎる。

さらには話を聞いてくれる部署の職員が、呆れるくらいとんでもなくて、

訴えを聞いてくれるどころか会長に報告するなんてありえなさすぎ。

そしてなんの解決もなく、静かに映画が終わっていく…

こんなリアルすぎる鬱映画を見せられて、私気分がめっちゃ落ちてしまいました。

メンタルやられまくりのジェーン、早く逃げ出した方がいいとは思うけれど、

そうもいかないのだろうな…

映画『アシスタント』鑑賞