市井昌秀
エスピーオー
発売日:2010-04-02





<監督が奥さんの妊娠をきっかけに撮った映画。
流産の経験を持つ律子の工場に妊娠中である千夏が入社する。
最初はとても親切な律子だけれど、千夏夫婦の仲の良い姿をみて心をコントロールできなくなっていく。

女性は特に感じることが多いはず。
妊娠したくてするひと、妊娠したくなかったのに妊娠した人、
妊娠したいのにできない人、妊娠したのに流産してしまった人、
ほんとにデリケートなところ。


ラストの出産シーン。
生まれてはじめてみた。自分が産んでいるときは見えないし、人のを見るチャンスもない。
子供には見せなかったけれど、映画の中の母親がいきむ声が聞こえたらしく、
その音に合わせて娘も力を入れて唸っていた。
たまたまかもしれない。
でもなんだかまるで娘も生れたときのことを思い出しているのかのようで、涙がながれた。