霊長類の研究者が孫の成長観察記録をまとめたもの。
霊長類学者が書いたとあったので、学術的なヒト科の動物の孫とのかかわり方を書いたものかと思ったら、
もっと孫への愛にあふれた観察日記だった。
そしてその観察の内容も肉体的な観察ではなく、「こころ」の成長を観察したもので
とてもおもしろい。うれしい、かなしい、たのしいといった単純な感情の表現から頑張りたい、励ましたい、ひみつにしたいなどの豊かな感情をあらわすようになっていく。>そういう心の成長を観察するのは、なるほど、他人ではなく親でもない祖父という立場はもってこいだ。愛情たっぷりの目線で、孫娘のこころがつぼみから花開くまで研究者の忍耐と細やかさをもって観察してまとめた本。
