夜会服 (角川文庫)/三島 由紀夫
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社長令嬢がお金持ちでハンサムで知性あふれる男性と結婚する。
そしてそこで巻き起こるパーティ好きな姑との確執。

あからさまな嫌がらせはほとんどないものの、
丁寧すぎたり優しすぎたりする姑と、
そこから離れようとする夫の間で難しい立場の嫁。

よくよく読み終わってみるとセンセーショナルでも何でもないし
とくにいじめのようなことがあったりするわけでもないのだけれど
「女が生きる」ということを三島由紀夫が書いているということが
なんともすさまじく、過度にどろどろした小説よりも
却って現実味あふれてこわい。

なにも考えなくともすらすら読めてしまうので、
なにに対しても集中できない今の私には楽に読めてちょうどよかった。