- その名にちなんで (新潮文庫 ラ 16-2)/ジュンパ・ラヒリ
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インド料理を食べながら読んだ本。
涙なしには読めない。
繊細で不安定な物語。
アメリカへ渡ったインド人夫婦。
その子供。
小説が流れていく中で、一人称が変わっていく。
自分とは関係のないはずのアメリカ生まれのインド人の話。
それなのにこんなに深く私の生活に入ってきたというのは、家族とか家族の中にいる自分というテーマが
誰にも関係のあることだからだろう。
家族について考え、
過去のある瞬間に対する親の私に対する気持ちと
私の親に対する気持ちの大きな違いに気づかされて愕然としたりする。
読んでいて辛くなるけれど
ここまで強い余韻のある小説を読むのは久しぶり。