- 玉蘭 (朝日文庫)/桐野 夏生
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上海が舞台だというから買ったのに、
絶対いいい小説ではないだろうと決め付けて読み始めた。
ところが
ヴォイチンスキーだ
4・12クーデターだと
わくわくするようなスパイスが随所に盛り込まれており、
すっかり世界にはまりこむ。
最近の恋愛小説の特徴である、
しつこいくらいの濃い男女のからみには辟易したが
ある意味仕方がないのかもしれない。
期待していなかっただけに意外と面白かったが
すでにテレビドラマ化されていたらしく、
常盤貴子だという情報が読む前に入ってしまったので
どうがんばっても有子のイメージが彼女になってしまい、それが残念でならない。
小説を読むことの醍醐味は
登場人物が自分のなかに形成される自由さだとおもうから。