梨木 香歩 『村田エフェンディ滞土録』村田エフェンディ滞土録 (角川文庫 な 48-1)/梨木 香歩 ¥500 Amazon.co.jp 鸚鵡の緑も、町のにおいも すべて体験したような感覚が残る。 日本へ帰ってきて、 口ではあらわせない安堵感のようなものと、 とことん味気ない現実と 悲しい時代の渦が入り混じって 土耳古の生活は夢のように思える。 そんな時に日本へやってくる鸚鵡。 絶妙。 人物描写がそっけなくて、 そこがいい。