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必笑小咄のテクニック (集英社新書)/米原 万里
私の話にオチがないのは、
自他共に認めるところ。
それを克服し、且つ楽しめるという本書は
私にとって好都合。
練習問題までついているのだから。


あとがきに著者が述べていることから考えると、
人を笑わせるというのは、
感動させるよりも難しいのだ。
そこに重きを置いて、
小咄を系統別に分析分類してしまうのだから
すごい。


がんと戦いながらも仕上げた本書、
もうこの世にいない著者のことをおもうと
妙にしんみりしてしまうが
彼女はきっとこんなこともどこかで笑い飛ばしているんじゃないだろうかと
あったこともない人のことをふと考えた。