- 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~/リリー・フランキー
- ¥1,300
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こういう本は、期待が先走りして
実際読んでみると大しておもしろくもない。
大抵は「本屋の戦略にはめられた」と思う。
でもこの本は本当に泣けた。
ちょっとずるいと思う。
泣かない人なんていないんじゃないかと
思ってしまう。
残酷な殺人や暴力、理不尽な世の中。
そういうもので脚色された小説が世にあふれる現代に、
そんなものがなくても
人は本を読むことで心を揺さぶられたり、
素直になったり出来る。
それを証明して見せてくれたようなきがする。
このテーマはずるいと思いながらも
涙を流さずにはいられなかった。
肺がんでなくなったおじいちゃんのこと
92歳のおばあちゃんのこと
そして「オカン」と「オトン」のこと。
誰でも一度は考えると思う。
世の終わりよりも大きな恐怖を覚えさせる
その日のことを。