屈折率 (講談社文庫)/佐々木 譲
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元商社マンが自分の会社を解散させて
実家のガラス工場の社長になる。
当初の目的は工場を売却することだったが、
ガラス工芸家の野見山透子にであって、気持ちが変わる。
というもの。



やり手の商社マンなので、やはり工場の切り盛りも
うまくやっていく。
その中で恋や、トラブルなどがあって話は進んでいく。
先ず思ったのは、
男性の不倫は結構当たり前のように、美しく描かれているけど、
もし女性の不倫話だと話がどろどろしちゃうだろうなぁということ。
小説の本題とは関係ないけど。


結構はらはらドキドキしておもしろかった。
一気に読んでしまったし。



小説中に出てくるガラスの性質や、技術の話なども
わかりやすく書かれていて、
興味深い。
こういう細部をおざなりにしないことが小説の楽しみ方に
幅を持たせるコツなのかなと考えた。