「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」 亀田 潤一郎著(サンマーク出版)

先だって、1番違いで宝くじに当たり損ねたのですが、(6/19アンハッピー
宝くじ、それも高額なやつに何度も当たったことがある人を取材してその極意を紹介するテレビ番組が以前放送されていました。
その人がやってたのは
「お札の向きはそろえて、人物がさかさまになるように(頭を下に向けて)財布に入れる」
ということでした。
験担ぎに過ぎないかもしれませんが、ナルホドナーと思い、真似しています。
だからといって当たったことはないですが…


この本にも同じことが書いてありましたよ。

著者は学生時代に中小企業の経営者だった父の会社が倒産し、一家離散の憂き目に遭います。
マチ金に拉致されるなど過酷な経験もし、さらに仕事を掛け持ちしながら親の借金の一部を払う生活を続けていくうちに、一時はホームレスでうつ病になってしまいます。
しかし、父親と同じような中小企業の経営者をお金の苦労から守りたいという使命感から、苦節10年を経て税理士に。
500人以上の「長く稼ぎ続けている経営者」と接する中で、彼らに共通するある点に気が付きます。
それは「美しい財布」を使っているということ。
たくさん稼いでいる社長さんほど、自分の財布の使い方にこだわりを持っているということでした。

財布は自分の元に訪れたお金を迎え入れるホテルのようなもの。
少しでも気持ちよく滞在していただけるよう、心を込めておもてなし。
だから、お札が折れ曲がってしまうような二つ折り財布ではなく長財布のほうがいい。
それと「脱メタボ財布」
お金にあまり好かれていない人のお財布は、例外なく太っている。
レシートや使いもしないポイントカードでパンパンに膨れ上がっていないか?
お金様も人であふれたギュウギュウのホテルよりも、ゆったりとした空間のホテルのほうが居心地いいに決まってる。
だからお財布の中は毎日整理して、いつもスッキリさせておいたほうがよい。

要するにお財布はただの物入れではなく、自分とお金との付き合い方を象徴するものだってことなんですね。
ちなみに著者が使っているのはヴィトンのタイガ。
奥さんからプレゼントされたのがきっかけだったそうです。
ヴィトンではないですが、私も数年前に長財布に変えました。
銀行でお金を下ろしたときにピン札が入ってることがありますよね。
貧乏性なのもんで、キレイなお札に折りシワをつけるのがイヤで長財布にしたのですが、小銭がたくさん入っててもあまり太らないし、使いやすいので愛用しています。

印象に残ったのは

お金の出入りにあわせて、心の中で「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」をいうこと。
クレジットカードやどんな少額のときにも欠かさず言うようにする。
言い忘れたり、気持ちよく言えないときはたいていが無駄遣い。


というところでした。
お金にとってもなるべく喜ばれるような、自分への投資や誰かのためになるような使い方をしたい。
そのためにお金を払う時に「いってらっしゃい」を言うくせをつけておけば、無駄使いかどうかを判断する感情の目印になり、ストッパーの役割も果たすということです。
お金に使われるのではなく、自分でお金の流れをコントロールするための、ちょっとした工夫なんですね。
そういえば最近コンビニで買い物するときにSuicaを使うことが多いのですが、「いってらっしゃい」なんて思ったことないです
ちょっと心がけてみようっと・・・。

そうそう、この本によるとお財布の金額×200がその人の年収に当てはまるらしいですよ~。
だから1000万稼ぎたかったら5万円の財布を買ったほうがいいんだそうです。
ただし、女性の場合はお財布を宝飾品として持つことが多いので当てはまらないのだとか。
まぁ、あくまで著者の経験に基づいた成功例だけを参考にした結果論ですので、100%同調はできないです。
世の中にはジップロックをお財布代わりに使っているセレブもいるそうですし(笑

ということで、人に長財布を勧めたりはしませんが、お金というものに対する接し方を考えるきっかけにはなる本だと思います。