スーパーフードがブームとなり健康意識を持つ人が増えている。

 

私は特別意識はしてないが毎朝の朝食にシリアルやらムーズリーを食べていて体調は良い。

 

夫はわざわざ手間を掛け、ポリッジを暖かくして食べている。

 

それにチアシードやら黒ゴマをかけている。

 

自己満だが栄養のバランスは良く採れていると信じ体調もよい。

 

私達もスーパーフードのブームに乗っているのかもしれない。

 

私は幼い頃から田舎出身の祖母から色々な昔話を聞かされて育ったので、今のブームがおかしく感じる事がある。

 

祖母は白米を食べる事がなかなかできなく粟やらひえやら麦が主だったからよく隠しながら食べたと話ていた。

 

ところが今ではそれらは栄養も良く、スーパーフードである。

 

祖母が栄養を考えてか時々玄米を圧力鍋を使って炊いていたが私はさほど好きではなかった。

 

だが今やブラウンライスと言い欧米諸国では人気があるのだ。

 

ブームに乗ると何故か昔は美味しく感じなかったものが美味しく感じてしまう。

 

確かに変である。

 

今頃の季節になると祖母が梅を沢山干していた事を思い出す。

 

また赤シソの葉でシソジュースを作ったりした。

 

私もアイルランドから日本に戻って来て以来、昔の出来事が再び蘇り、あれこれ祖母が手間暇かけて作ったスーパーフードの数々を思い出すのだった。

 

「は~ぁ、おばあちゃんにもっと色々と聞いておくんだった!」

 

と、よく聞く話だが確かに実感してしまう。

 

暑い夏に冷たいところ天をすすりながら、おばあちゃんが天草をグツグツ煮てところ天を作っていた事を思い出した。

 

「本当にばあちゃんは豆だったな~」

 

今日と言う日にありがとう。