American Ballet TheaterのSwan Lakeを観てきました。ものすごい人気なのかちょー満席!

今回前日にほぼ完売しているけど、Partial Viewでしたがなんとか取れました。

Partial Viewであることを激しく後悔するほど素晴らしかった。真正面から全て見たかった!

ニューヨークシティバレエは何度か観てましたがアメリカンバレエシアターのバレエを観るのは初めて。

今まで観たバレエの舞台の中で1番素晴らしかったかもしれない。感動して途中で何度も泣きそうになりました。

日本の新国立劇場の白鳥の湖が大好きだったのですが、それを凌駕してしまいました。

バレエを語るほど詳しくは無いのでおこがましいのですが、

新国立劇場の白鳥の湖は、白鳥の群舞のシーンが幻想的でとにかく美しい。

惚れ惚れしちゃうんです。

そういうのも好きですが、アメリカンバレエシアターは、最初から最後まで釘付けになるんです。

どの役の人も素晴らしい。

主役はもちろん。

ロットバルトや、家庭教師、母親役など、普段主役に押されがちな人たちが主役級にかっこいい!

そして、当たり前ですが主役もものすごいオーラ!

オデットオディール役のChristin Shevchenkoはとにかくプリンシパルのオーラがすごくて回転とかもテクニックも素晴らしかった。

黒鳥の変わった時の回転とか王子をメロメロにする小悪魔的な雰囲気がピッタリ。

王子役のCalvin Royal IIIは、黒人ダンサー。
黒人ダンサーの王子って初めて見るのでどんな感じなんだろうと思っていたら、

難易度の高い技を難なくこなしてジャンプも高く優雅で気品があって王子にピッタリ。

観ている時にうっとりしてため息が出ちゃいます。

私が観たことがある白鳥の湖より少しリズミカルで現代的でした。白鳥の湖って長くて途中寝そうになる場面があるのですが今回のバージョンは眠くなるどころか瞬きしている暇すらなかったなあ。

そして、ダンサーたちと同じくらい素晴らしかったのがオーケストラ。

マジでうますぎでしょー‼️

バレエとマッチしすぎでしょー‼️

音楽も私が知っているものからはアレンジされていたし、バレエで生演奏のオーケストラじゃなきゃダメな理由はここにあり、という感じでした。

バイオリンのソロとかフルート、トライアングル一つ一つゆっくり聞きたいほど上手でダンスと融合してました。

語り出すと止まらない😆

娘もバレエの知識が少しずつ増えていて、知っているバリエーションや曲など楽しみ方が少しずつ変わってきてます。

一緒に見ると楽しいです。

振り返ると私のバレエ好きは、小学生のころに遡ります。

友達の発表会に行って魅了されて絶対に習いたいと言い続けたけど、

体が硬いからダメよ

と言われて😭

それでも、田舎に来る公演を母親に頼んでチケット買ってもらってみに行ってたなあ。

娘に今習わせてるのも結局私が好きだからという理由が1番です。

でも、まあ娘もバレエが好きでよかった。