昨日、1月20日、遂にオバマ大統領が第44代アメリカ大統領に就任しました。オバマ大統領の就任演説当日、会場のワシントンD.C.には沢山の人々が集まり、テレビニュースだけでなく、インターネットでも生中継されました。

さて、このオバマ氏が大統領候補に名乗り出る以前から、彼の写真を撮り続けている1人の写真家がいます。彼女の名は、Scout Tafankjian。NY、マンハッタンの隣に位置するブルックリン出身の彼女は、二年程前から、オバマ大統領の写真を撮り始めました。

現在31歳の彼女は、New York Times、Newsweek、US News & World Reportなどの有名新聞紙の写真を撮るPhotojournalistです。2006年12月、当時29歳だった彼女は、所属事務所の指示で、ある本のサイン会の取材に行く事になります。そのサイン会の主役が、当時はまだ、大統領選挙に出るかも未定だったオバマ氏だったのです。彼女の自宅からサイン会場のニューハンプシャー州まで車で約5時間。一時は仕事を引き受けた彼女ですが、ここまで撮影に来た意味はあるのかと疑問に思います。しかし、その後、会場でオバマ氏に会った彼女は180度考えが変わります。その日の遅く、彼女は編集者に電話はし、こう告げました。「もしオバマ氏が大統領選に出ることになったら、私は彼に付いて写真を撮るわ。」

「オバマ氏が正式に大統領選に出馬するかどうかは重要じゃなかったのよ。でも、彼はきっと重要な人物になるって確信していたの。そして、私はその重要な場面にいたいと思ったのよ。」後の新聞記事の取材に彼女はこう答えました。



彼女はその後、約2年間、オバマ氏の39州もの国内の選挙運動からヨーロッパの演説まで付いていき、オバマ氏だけでなく、オバマ氏の家族、スタッフ、そしてサポーターの写真を撮り続けました。通算12,000以上ものオバマ氏の写真を撮ったのです。そして、オバマ氏が大統領選に勝利した後、彼女は今まで撮った写真を1冊の本にしました。

New York Press-Yes We Can
“Yes We Can: Barack Obama's History-Making Presidential Campaign” by Scout Tufankjian

現在、アメリカ国内の書店はもとよりAmazon.com等でも購入できます。
また、彼女のホームページでは彼女の撮った写真が、一部のみですがご覧になれます。
是非、ご覧になってみてください。写真からはサポーターの熱気やテレビニュースの映像だけでは見られないオバマ氏の表情も見られます。
http://www.scouttufankjian.com/main.php

また1月8日から2月8日にかけて、写真展も行われています。ニューヨークにお住まいの方はぜひ行かれてみてはいかがでしょう?
Exhibition and reception are located at:
37 Main Street Brooklyn, NY 11201
http://powerhousebooks.com/yeswecan/exhibition-january-8-february-8-2009/