ニューヨークといえばBroadway。

Broadwayというと一般的にはライオンキング、オペラ座の怪人、マンマ・ミーアといったものが有名ですが、実は日本であまり知られていない作品にこそ良い見ごたえがあったりもするのです。もちろんベストセラー物も見ごたえありますがたまには小さな劇場も。。。

という事で今回は”Gypsy”を見てきました。



この作品、バーレスクのストリップスター、ジプシー・ローズ・リー(Gypsy Rose Lee)の自伝を元に作られたミュージカルで、今回5度目の上演となるリヴァイヴァル作品です。
あらすじは、典型的なステージ・ママが、自分の娘(姉妹の妹)をスターにしようと、脇役の男の子たちをスカウトして旅をする。ところが、思春期になった娘は男の子の 1人と駆け落ち。母親は、脇役だった引っ込み思案の姉を一座の中心にしようとするがうまくいかない。ところがとある偶然から、娘(姉)はバーレスクの世界でストリップのスターになり、自立していく。自分の役目が終わったと気づいた母親は、寂しさと娘への嫉妬を感じながら、もう一度力強く自分自身の歌を歌う。といった作品でした。



元々ブロードウェイに対してエンターテイメント的なものというイメージを持っていた私にこの作品は深い感銘を与えました。確かにエンターテイメントとしての「笑い」という部分もたくさん盛り込まれているのですが、なにより注目ポイントはストーリーと演出のギャップです。このミュージカルの主役、母親のローズ。彼女は精神的病理(誇大妄想)をかかえているのですが、その病理の背景にアメリカという国の「理想と現実に大きなギャップがある」という概念が組み込まれています。そうしたジプシーの抱える負の面とコメディーチックな演出が作品の中でうまく溶け合い、見事に観客をジプシーの世界に引きずり込んでいきます。



また、娘であるジプシー・ローズ(姉)、彼女は子供の頃の役柄から始まって、ストリップのスターになるまでのジプシーを演じているのですが、女は化けるとは良く言ったもので、最後まで見ていると「こんなにも変わるのか!」と目をみはるものがあります。
日本での知名度は低めですが、舞台に対する愛情にあふれたブロードウェイ・ミュージカルの傑作と言われる「ジプシー」、かなりお勧めの作品です。笑いあり、感動ありのジプシーの世界を是非一度堪能してみて下さい。
【Broadway Ticket Info】

・TKTS:

当日のディスカウントチケット購入所。だいたいのチケットが25~75%offになっています。今回は50%offの$27で購入出来ました。ただ、確実に欲しいチケットが購入出来るわけではないので絶対に欲しいチケットがあるならば事前にonlineでの購入をお勧めします。Onlineだと割引していても手数料が取られる所が多いです。

Location: Broadway and 47th Street

Hours: 3pm - 8pm(今回3時に行ったのですが、2時間ほど並びました。)

・Broadway official site: http://www.broadway.com/ (チケットのonline購入可能です)

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