その後6年末年始は4人部屋を独り占めしアッという間に手術日に近づくにつれどうしようもない不安が襲う知人に「怖いよ怖くてたまらない」電話の向こうで一緒に泣いてくれた電話を切って少し冷静になれたベッドに横になり四角い天井を見ながら主人がそばにいてくれないことを恨んだどうして居ないいつも助けて欲しい時には必ず傍に居てくれたのに私はこれからずっと一人なんだ身内の温もりが恋しかった