年末年始は4人部屋を独り占めし
アッという間に手術日に近づくにつれ
どうしようもない不安が襲う
知人に「怖いよ怖くてたまらない」
電話の向こうで一緒に泣いてくれた
電話を切って少し冷静になれた
ベッドに横になり四角い天井を見ながら
主人がそばにいてくれないことを恨んだ
どうして居ない
いつも助けて欲しい時には必ず傍に居てくれたのに
私はこれからずっと一人なんだ
身内の温もりが恋しかった