わたしは最近、作業を「こなす感覚」から「意味を感じ取る感覚」へと変化してきているのを実感しています。

最初は、ただ目の前のことを覚えることで精一杯でした。
流れをつかみ、手順を整え、少しずつ効率を上げていく。
そのフェーズを抜けたとき、自然と次の視点が生まれてきました。

「これは、どんな人に届くんだろう」
「どんな言葉なら、心が動くんだろう」

そんな問いが、ふと浮かぶようになったのです。

たとえば、手に取った服を見て、
この服を選ぶ人の暮らしや好みを想像するようになりました。
ただ売るのではなく、その人の世界に寄り添うように言葉を選ぶ。

気づけばそれは、わたしが長年やってきた関わり方と同じでした。
目の前の相手に合わせて言葉を変え、心に届く声かけを探してきた日々。
無意識に積み重ねてきたことが、形を変えて活きていると感じた瞬間でした。

やり方は違っても、本質は同じ。
誰かの立場に立ち、共通の感覚を理解し、その人に合った言葉を届けること。
それは仕事の種類が変わっても、変わらず使える力なのだと思います。

そしてもう一つ感じているのは、経験を重ねることで「見極める目」が育っていることです。
最初はすべてが同じに見えていたものが、少しずつ違いとして分かるようになる。
必要なものとそうでないものを選び取れるようになる。

それは成長の証であり、自分の軸ができてきたサインなのかもしれません。

忙しさの中でうまくいかないこともあります。
思い通りに動けない朝もあります。
けれど、その都度立ち止まり、状況を整え、気持ちを伝え直すことで、関係も流れも少しずつ良い方向へ向かっていく。

完璧じゃなくても、整え直す力は育っている。
そう感じられるようになったこと自体が、大きな変化なのだと思います。

わたしは今、無意識だった力を意識しながら、仕組みに変えていくフェーズにいます。
感覚だけで終わらせず、再現できる形に整えていく。
それがこれからの成長を支えてくれると感じています。


あなたがこれまで無意識にやってきたことの中に、
実はどんな場面でも活かせる「力」は眠っていませんか?
それに気づいたとき、あなたの世界はどう広がりそうでしょうか。