人は前に進むとき、いつも一直線に進めるわけではありません。
動くときもあれば、立ち止まるときもある。
整える時間もまた、流れの中のひとつなのだと感じました。



物事を続けていると、目の前の結果に気持ちが揺れます。
うまくいっていることもあれば、思うように進まないこともある。

けれど、少し引いて全体を見ると、流れは止まっていないことに気づきます。
小さな変化や積み重ねが、静かに形を作っています。

人は、目の前だけを見ていると不安になります。
でも、全体の流れを感じると安心します。

視野の広さが、心の安定をつくるのだと思いました。



遠回りに見える経験も、無駄ではありません。

最初から用意された道をそのまま進むより、
試して、迷って、確かめることで、理解は深くなります。

知識ではなく、扱える感覚になる。
それは時間をかけた人だけが得られるものなのかもしれません。

結果よりも、扱える力が残る。
それが積み重ねの意味なのだと感じます。



人との関わりについても、同じことが言えるように思いました。

人は変わるというより、整っていくのかもしれません。
もともと持っていた想いや姿勢が、
言葉を得て、理解を得て、外に出られるようになるだけ。

向き合う力が生まれたのではなく、
向き合える状態に整っただけ。

その違いは小さく見えて、とても大きいものです。



変化とは、新しい何かになることではなく、
自分の中にあるものを扱えるようになること。

進むとは、何かを増やすことではなく、
流れを見失わないこと。

整うとは、止まることではなく、
次に進める形になること。



すべては連続していて、すべては途中です。
進むことも、迷うことも、整えることも、
同じ流れの中にあります。

そして、その流れを感じられるとき、
人は安心して歩いていけるのだと思います。



あなたにとって「整う」とは、どんな感覚でしょうか?
そして今、進む時ですか。それとも整える時でしょうか?