ピアノの練習中、はっきりと分かったことがあります。
焦っているときほど、うまく弾けないということです。
時間を気にしたり、間違えないようにしようとすると、
今まで弾けていたところでつまずいてしまう。
頭では分かっているのに、指が動かなくなる。
ところが、ある瞬間から急に流れが変わります。
力を入れたわけでも、練習量が増えたわけでもありません。
そのとき、頭の中に浮かんでいたのは
子どもたちの声でした。
うまく弾けている自分を自然にイメージしていて、
音を出すこと自体が心地よく感じられていました。
この状態の正体は、安心でした。
安心しているとき、人は余計な力が抜けます。
評価や結果から少し離れて、
「今ここ」に集中できるようになります。
わたしは、安心するとゾーンに入るタイプなのだと、
このとき腑に落ちました。
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自走する仕組みは、安心から生まれる
この気づきは、ピアノだけの話ではありません。
安心があると、人は考え始めます。
考え始めると、自分で判断できるようになります。
判断できると、自然と動き出します。
そして、動き出した人同士は、
任せ合えるようになります。
クラスも、園も、チームも、
そうやって少しずつ自走し始めるのだと思います。
今日一日を振り返ってみて、
わたしがこれまでやってきたこと、
これからやりたいこと、
そして届けたいことは、
すべてここにつながっていると感じました。
安心がある場をつくること。
安心の中で、人が自分の力を取り戻していくこと。
これが、今のわたしの軸です。