本日はgame day。

我らがNYGは敵地に乗り込んでの

ARI戦です。

先週、DAL相手に惨敗を

喫した後、どこまで

修正できたのでしょうか。

というわけで、早速結果から。



いやー、痺れましたね。

前半終了時点で0-20のビハインド。

先週の0-40完封負けが頭を

よぎりましたよ。


戦前での論評では、ARI戦に際して

「恥ずべき敗戦から立ち直るための最良の手段」

とまで言われておりました。

しかし、逆に負けるようなことがあれば、

「ジャイアンツを奈落の底へ送り込む」とも。

かくして試合開始、

とんでも展開が待っておりました。


①前半


前半開始から、量産型ひちょりことQBdobbsの

クイックヒットとRBconnerのランに

対応できず、ズルズル点差を広げられていきます。

オフェンスもほぼ全シリーズパントと、

全くいいところ無しです。おまけに、

不運なインターセプトから

得点に繋げられてしまい、



前半終了時点で




前回と同じ、零封されての前半終了、

正直、私も諦めておりました。

しかし、今日はここからが違いました。


②後半


後半開始早々、WR Hyattへのロングボムを

皮切りに、QB Danielがエンドゾーンに

走り込んで一本返します。

その後、またもConnerのランと

WR BrownへのTDパスで突き放されますが、

次のシリーズでまたもDanielのパスで

繋ぎ、最後はBarkleyのランで追加点をあげます。

defenceもそこからは踏ん張り、

ターンオーバーやサック、インセプなどの

ビッグプレイはないものの、きっちり抑えて

offenceに回します。

そして今日1番のビッグプレイは

多分コレ。




ゴール前9ydにて、

パスラッシュを冷静に交わした

DanielからBarkleyに繋いで、

最後はそのままエンドゾーンへダイブ。

パスキャッチもうまいBarkley

がいたからこそのプレイでしたね。




止まらないNYG offence、

次の攻撃シリーズでまたも

パスでTDを決め、

試合を振り出しに戻します。

そして試合終了間際、

34ydのFGをGanoが沈めて最大20点

あった点差をとうとうひっくり返しました!

そして、ARI最後のOffenceをしのぎ、

Game over。

NYG、今シーズン初勝利です。


③NYG offence


今回の殊勲者は間違いなくDanielで

間違いないでしょう。

今回も、前回ほどではありませんがOLが

パスラッシュに押され気味ではありました。

特に両T。

そんな中、冷静に捌いてビシビシパスを

通す姿は、前フランチャイズQBの

Eli manningを彷彿させるものがありました。

今日唯一のインセプも、レシーバーが

弾いたボールをキャッチされたものですし。

その上で、いつも通りスクランブルも

決まって、後半はほぼ完璧な内容だったと

思います。

エースBarkleyも、スタッツ的には

92スクリメージYDと大爆発とは

いきませんでしたが、

ゴール前で決定力を見せ、2TDで

貢献しました。

レシーバー陣も、シーズン開始時は

パッとしないなあ・・・と思ってましたが、

爆発の兆しを見せるルーキーHyattや

いぶし銀のSlayton、今期移籍してきた

TE Wallerもいて、十分戦えるだけの

駒が揃ってきたと思います。


そして何より、今日のオフェンスで

1番よかったことは、前回5回記録した

ファンブルが0だったことです。

まあ、DALdefenceが強烈すぎたって

こともありますが、やはり

モメンタムを相手に渡さないために、

ターンオーバーの芽は潰さないと。


④NYG defence


前半と後半でまるで違うチームのようでしたね。


今回はDE Ojulariがいない影響か

5メンフロントメインでしたが、

前半はクイックヒットとギャップの

隙間を狙ったランにやられ、

せっかく前を増やしているのにプレッシャーが

足りず、一発TDはなかったものの

ズルズルといかれておりました。


セカンダリーも、左サイドの

コーナーがイマイチで、

パスdefenceはもとより、

ランブロックもまあまあやられてました。

やはり今年のdefenceのネックは

その辺りになりそうです。


後半はアジャストして、

メンバーや体型は変わっておりませんが

TDいかれたシリーズ以外は完璧な

止めっぷり。

ほんと、なんでこんなに止まったんやろ?

という無双状態でした。


ただ、2試合終えてなんと

QBサックとインセプが0。

前回の試合展開だったり

今日のARIのオフェンスプラン的に

短いパス中心だったことを

考えると、ある程度仕方ない部分も

ありますが、やはり今のパス偏重

のトレンドを考えると、

ある程度進まれてもビッグプレイで

モメンタムを引き寄せるというのは

不可欠かなと考えております。

次戦は頼むぞ!


⑤kicking


今日のGanoは完璧でしたね。

本来の安定感です。


⑥総括


パワーランキングではぶっちぎりの最下位

のARIですが、実際に見てみると

派手さはないけどミスも少ない、

とてもやりづらいチームでした。

そんな相手に、前半であれだけ差を

付けられた状態から逆転できたことは、

単に勝った負けたにとどまらず、

大きな自信になったと思います。

さて次の試合は、と。




・・・どうしてもやらないとダメ?