白川真理さんという、フルーティストの方が、古武術と出会い、日本古来の武道の技や所作の中に、楽器演奏家にとって、もっと体に自然で楽なフォームで、もっと体と楽器が一体となり、驚くほど音が響くようになるヒントをたくさん発見されてきました。この講座では、演奏家としてのご自身の実践結果の中から得た、数々のTipsを教えてくださり、私はま~
目からウロコの連続でした。こんなすごい気づきを、次から次へと、楽器を鳴らしながら、披露してくださり、その上、白川さんの太っ腹なのは、「ほらね~、こんな風に誰でも簡単にすぐできちゃうの。だから古武術って教えてもお金にはならないのよ~。でも、それって逆に本物ってことでしょ、科学よね。だからここで習ったこと、どんどん教えちゃっていいですよ~、広めてください」ですって。サクサク、明快、痛快、こういう人って大好きです

いや~、あんまり凄くて、教えちゃうのもったいないくらいだけど、やっぱり私のように色々模索している人の役に立てれば、みんなで一緒にバージョンアップ(今流行りの次元上昇~?!)していけたら楽しいから、お披露目しちゃいますよ~!!
この日の参加者は、サックス、ビオラ、ピアノ、日本の笛の演奏者の皆さん。私もフルートを持参で行って来ました。
まず最初の驚き~!!
はっきり言って、これ一つだけでも、私は参加した甲斐があったと思います。
「薄氷を踏む」
初めに普段通りの吹き方で音を出す。(声を出す)

次に、 「氷の上に立ったつもり」で、吹いてみる。(声を出す)
えぇぇぇーっ?
ぜんぜん響きがちがーう!!足の踏ん張りがなくなって、重心の位置があがり、重力が分散した感じです。

更に今度は、 「蓮の花の上に立ったつもり」で、吹いてみる。(声を出す)
ふぁ~っ!
何だか優しい~、まろやかな響きになりました。ほんとに不思議です。
体の使い方のイメージで変えるだけで、テクニックに関係なく、すごく素敵な音色に変わるのです。
ピアノ、ビオラ、サックス、笛、と一人ずつ音を鳴らしたり、演奏して聞き比べると、最初は堅くて平面的な音が、このイメージだけで重厚で奥行きのある響きに変わるのですから、こんなマジック使わない手はないです。
二つめの奥義は、 「楽器とHug」 をする。
フルートを構える前に、フルートを両手で持ちながら、前に伸ばして逆手にする。
これは、介護の時の添え立ちで、後ろから人を抱きかかえる時に、楽に抱えられるコツなのだそうですが、要するに無駄な力をかけず、楽器を持つことができるということかな。
次に楽器を両手両腕でHug するように抱きかかえながら、 「頬ずり」をする。
頬ずりを外さないで、楽器と身体との接地を離さないように、ずりずりとアメーバのようにずらしながら、演奏の構えの位置までもってくる。
そして、音を鳴らすと、これまた信頼感のある素晴らしい響きになります。
凄いです!!
白川さんの解説によると、楽器を構える時に、Hug をすることで、楽器との関係性が生まれるのだそう。そしてパッと離さないで、楽器と一体になったまま、構えの位置に来た時、楽器と身体とが、お互いに丁度つりあう位置になる。これがその人と楽器とのいちばん良いフォームということですね。
身体と楽器とのつり合いとは、丁度いいテンションをつくること、とも仰っていました。
ちょうど、糸電話のように、緩んでいても、張りすぎてもよくない、ちょうど良くに聞こえる所があるでしょ。ほんとに、子供でも知っていることですね。
その他にも、呼吸のこととか、姿勢など、今までの音楽教育や、ほとんどの教則本に書いてあることを、ことごとくひっくり返すような事実に、もう~私のウン十年の努力を返してと、叫んでいる受講生もいらっしゃいましたよ。
ああー、私は今、この時期に、知ることができてラッキー
だわ~。歌も、フルートも、来月の発表会に向けて、テンパッテいます。
この講座は、
天使の導き?! 蓮の花の上で、フルートをHug しながら、練習をするのが楽しみになってきました。
講座の後、ランチに誘っていただいて、そこでまたたっぷり、色んなお話が聞けました。
中でも、「足袋」と「ふんどし」は、いいよ~!!って。
足袋は大地をつかんで立ち、土踏まずをつくるのに良いそうです。
ふんどしは~、祖頸部を開放するので、脚が胴体から分断される意識を作らない。これは自然な身体(赤ちゃんや野生動物?!)の感覚を取り戻すのに良い。また骨盤を常に腰ひもで固定するので、腰が据わり安定するし、ホルモン分泌も向上し、お肌すべすべになるそうです。
実は、今流行っているそうですね~。東急の下着売り場にもあるそうです。でも白川さんは手作りされているそう。ええーっと、ふんどしを縫っている自分が想像できない~
あら、まあ
。今、アマゾンで見たら、カラフルなのが840円でいっぱい出てましたよ。
んーーー、買っちゃおうかな?
でも、でも、ふんどしでフルート。
ふんどしで、ハイヒール履いて、ジャズボーカル。
あああー。。。