に参加してきました。
3食温泉付きで、Jazz 三昧なんて、天国だ~
とルンルンして出かけたのですが、甘かった~。
それはそれは、素晴らしくオーガナイズされたスケジュールで、最高の講師陣のレクチャーを受けられて、最終日には地元の方を招いて文化会館のホールで参加者によるセミナー終了のアンサンブル演奏をするという、素敵すぎる舞台が用意されていたのです。よく把握していなかった。。。
参加者38名の半分は、Jazz の道に進学し勉強中の高校生や大学生。半分はもう実際に演奏したりキャリアを積んでいる人たちで、私のようなド素人(フルートを初めて9ヶ月)は殆どいませんでした。
でもこれって、もの凄くラッキーなことにすぐ気づきました。
(2日目は、ちょっとハードだったけど
)私が入れて頂いたビギナークラスの受講生は、キャンセルが1名があったそうで、ピアノの女子大生と、サックスの男性とフルートの私とたった3人だけだったのです。
そこに毎回の講座では、プロミュージシャンの講師とコーチの2名がついて、さらにコンボを組むためにベースとドラムスの先生も入ってもらい、さてこのメンバーで最終日に1つの曲を演奏できるまで仕上げていきましょうというワンダフルな
志向でした。(受講生より先生の方が多い!)
私ったら、何となく3日間を、フルートの太田朱美先生と密着して過ごし、フルートの練習に明け暮れることができるのかと想像していたのですが、考えが狭すぎ~。
この3日間で、私はフルート奏者として他の楽器の人たちと1つの演奏を作り上げるという、全く次元の上をいく体験をさせてもらうことができたのです~

私たちが演奏することになったのは、「Autumn Leaves / 枯葉」…ジャズを演る人なら必ず最初の頃に取り組む曲ですね。コード進行や曲構成がスタンダードジャズの代表的な作品なので、この曲を通して私は今回、なんとアドリブ演奏の基本と、演奏者がどういうルールで演奏を回して行くのか、するするとあっと言う間に教えてもらう事ができました。
アドリブと言えば、即興的に演奏する、ジャズの大大大醍醐味なわけですが、自分流に何でも思いつくまま演奏すればいいということじゃ無いのですね。よくジャズは言葉と同じと言われますが、ジャズを演奏するならジャズ語で演らなければ、通用しないのです。自分にしか分からない言葉で喋っても誰も分からないのと同じですね。ジャズもコミュニケーションですから。そのアドリブを取るための基本のキを、サックス奏者の池田篤先生がいとも簡単に分かりやすく説明して下さって、心底感動しました。なーんだ、そんな仕組みになっていたのか、そこから始めればいいのねと。。。
さて、やり方は分かったものの、それを実際演奏できるかは、別問題です。何しろ私はフルートの運指もおぼつかなくて、枯葉のメロディーラインの指を覚えるだけでも心配でしたから(汗
)それでもやるしか無い
演奏の構成と順番を決めてもらって、あとは空いている時間に個人練習です。しかし、、、何度吹いても、指を間違えずに吹くのは難しい~。さらなる課題は、テーマのメロディをあるいはリズムを少し変えて(フェイクする)演奏すること。一度やったことと同じ事は、二度やらないというのがジャズのお約束、ちょっとでもフェイクにトライすること。
2日目の晩は、もう必死。アドリブと出来るだけ易しいフェイクのパターンを考えて練習しました。
翌日はもう発表の日です。午前中は、本番に向けて全員で合わせてリハーサルです。いやもう焦りました。まだ自分が入る所も間違えるし、フェイクもどうしても指が動きません。音のイメージはあっても、技術が無い

ドラムスの高橋徹先生が、思い余って熱く激を飛ばして下さいました。「まだみんな自分のやることだけに精一杯だろうと思うけど、他の人の演奏の音をちゃんと聞きながら、調和して演奏することに心がけて」と。
そして出番までの時間、私はいかにみんなと調和して出来るかを考えて仕上げ練習をしました。オリンピック体操の内村選手を思い出しちゃいました。私が無理な事をして演奏が止まったりしたら、全員の演奏を台無しにしてしまう。アドリブもフェイクも、最もシンプルに出来る事をやろうと。
そして量子場師ですから、ちゃんと未来を意図して、私の内側と外側の量子を調整して臨みましたよ。今回はもう具体的なあれこれよりも、このセミナーが終わった時に、幸せな気持ちでいられるようにと。
いよいよ、私たちの発表になりました。
ステージに出てしまうと緊張はしてても落ち着いていられました。先週のフルートの発表会はあんなに練習したけど、いっぱいミスって音も出なくなっちゃったの、後でフルートと自分への信頼が足りなかったなと反省していたから、今回はちゃんと信じてあげられたと思います。
そしてね~、なんと練習では一度もできなかったくらい、このコンボとしても一番いい出来で演奏することができました~

演奏が終わって、客席で見ていて下さった、担当講師の金子健先生が舞台裏に飛んで来てくださって、「よかった~、上手くいったじゃない~
」と目を輝かせて、私たちの手を握って下さいました。そのとたんに目が潤んじゃったよ~

たった2日で、よくぞここまで導いてくださいました。ホントに金子先生、すごい先生です

親心のように心配して見ててくれた、KちゃんやYさんが、「すごく良かったよ~、じーんと感動したよ」「シンプルな単音だけでも、あんなに聞かせることができるって、勉強になったよ」と素晴らしい褒め言葉をいただきました。
すごいな~、私のしたことが、そんなに良かったって言ってもらえるなんて。
でもね、そのあとすぐ思ったんです。
私のフルートは、単音をシンプルに奏でていただけですが、そのバックでドラムスの高橋徹先生とベースの内田先生が、私の音の合間にベースとドラムの音を華やかに添えて、全体を引き立てて下さったに違いありません。
私はその音を聞く余裕はまだありませんでしたが、こうして演奏者がコミュニケーションして音を作って行くジャズ、これはたまらなく楽しい訳ですよね。
今回の合宿では、初めて演奏者の側に入れてもらえた気がしました。
今まで、ボーカルとして歌わせてもらっても、伴奏をしてもらっている感覚しか持てずにいたと思います。今まで、たくさんの私の好きな演奏を聞いてきても、演奏者側の感覚で聞く事なんてできなかったから。今回はそうした聞く耳や体感する体をぐぐーーーっと開かせてもらえたみたい、ああなんて幸せなんだろう。
こんなに優しく、ふわっとジャズ道に導いてくださる、bf Jazz School のプログラム、Summer Jazz Seminar @魚沼 最高です~

前列は講師の皆さん:高橋徹さん(drums) 椎名豊さん(piano) 井上智さん(guitar)
金子健さん(bass) 太田朱美さん(flute) 池田篤さん(sax)
この機会を与えて下さった、bf Jazz School 校長の金子先生、
運営を切り盛りして下さった孝子さんとスタッフの皆さん、
真心で指導して下さった先生方、
共に場を共有して励まして下さった参加者の皆さん、
本当にありがとうございました


