僕は首を悪くしてから、早朝と夜に1時間ほどウォーキングをしているんですが、最近歩くコースの景色にも飽きてきたんで、今朝は少しコースを変えて普段歩かない道を歩いていると、途中でイチジク畑を見つけました。
住宅地の真ん中に広がるその畑には、かなりの本数のイチジクの木が植えられていて、独特な甘い香りの誘惑に負けて思わず立ち止まり、しゃがんだり背伸びしたりしながら赤く熟した実を探していると、奥の方の木と木の間に見覚えのあるおじさんがいて、何やら作業をしています。
そのおじさんとは僕の住んでいる部屋の無愛想な大家さんだったんですが、このイチジク畑が大家さんのものだとわかって「ヤバい!」と思った瞬間、運悪く大家さんと目が合ってしまいました。
下心があっただけに、その時の気まずさといったらもう…。
とりあえず平静を装い、なんとかこの場を切り抜けようと、笑顔で大家さんに「おはようございます。すごい数のイチジクですね」と声をかけると、大家さんは相変わらずの無愛想な表情ですが、なんと意外なお言葉を。
「Yさんはイチジク食べるんか?食べるんなら熟したらあげるから食べ」
というわけで、後日僕の部屋まで届けてくれる事になりました。
しかし、これでは終わらない。
別れ際に大家さんから、まるで僕の下心を見抜いていたかのようなキツいお言葉が…。
「やっと熟したなって思ったら、カラスに食われたり、勝手にぼっていく奴がおるんや。ホンマ腹立つで」
すいません…。
イチジク、楽しみにしてます。
住宅地の真ん中に広がるその畑には、かなりの本数のイチジクの木が植えられていて、独特な甘い香りの誘惑に負けて思わず立ち止まり、しゃがんだり背伸びしたりしながら赤く熟した実を探していると、奥の方の木と木の間に見覚えのあるおじさんがいて、何やら作業をしています。
そのおじさんとは僕の住んでいる部屋の無愛想な大家さんだったんですが、このイチジク畑が大家さんのものだとわかって「ヤバい!」と思った瞬間、運悪く大家さんと目が合ってしまいました。
下心があっただけに、その時の気まずさといったらもう…。
とりあえず平静を装い、なんとかこの場を切り抜けようと、笑顔で大家さんに「おはようございます。すごい数のイチジクですね」と声をかけると、大家さんは相変わらずの無愛想な表情ですが、なんと意外なお言葉を。
「Yさんはイチジク食べるんか?食べるんなら熟したらあげるから食べ」
というわけで、後日僕の部屋まで届けてくれる事になりました。
しかし、これでは終わらない。
別れ際に大家さんから、まるで僕の下心を見抜いていたかのようなキツいお言葉が…。
「やっと熟したなって思ったら、カラスに食われたり、勝手にぼっていく奴がおるんや。ホンマ腹立つで」
すいません…。
イチジク、楽しみにしてます。