7月の終わりに購入し、8月の岡山ライヴで初のお披露目となったリッケンバッカー4003ですが、早くも買い替えました。

これが最初のリッケンバッカーで、モデル名は4003 1995年製。


そしてこれが買い替えたリッケンバッカーで、モデル名は4003S 1994年製。


違いがお分かりでしょうか?

4003にはボディにバインディングという白い縁取りがあるのに対し、4003Sにはありません。
そして4003のポジションマークはトライアングルという三角形のマークですが、4003Sはドッドというごく普通の丸いマーク。
違いはそれだけ。
でも実をいうとホントに欲しかったのはこの4003Sの方だったんですよ。
しかし、4003は70年代から現在までレギュラー販売されているのに対し、4003Sは80年代前半から90年代の終わりまで販売されて、現在は絶版なんです。

そんな4003Sとの出会いは偶然でした。

かなりデリケートであるリッケンバッカーですから、トラブった時のためにどうしてもサブでもう1本欲しいと思い、いつか買うためにネットで相場を調べていたんですが、そこでこの4003Sの中古を見つけたんですね。
4003Sの中古が市場に出てくるなんて滅多にある事ではないし、元々欲しかったモデルなんで気になって仕方がなかったんですが、すぐに2本目を買えるような余裕はありません。

結局、悩んだ末に、まだ今年いっぱいローンが残っている4003を下取りに出して購入する事に決めたんです。

しかし、リッケンバッカーの中古だけは実際に自分の目で状態を確かめないと不安なんで、僕は楽器屋まで行く事にしました。

その楽器屋があるのは名古屋。

乗り換え案内というアプリを見ながら、新幹線と在来線を乗り継いでお店に行くと、お目当てのリッケンバッカー4003Sはショーウィンドゥに飾られていました。

お店には事前に電話を入れていたんで、すぐに試奏させてもらえたんですが、いや驚きましたね。
これは個体差によるものですが、僕の4003よりも音が太い。
そしてネックも若干薄い感じ。
フレットは擦り合わせをした形跡があるものの、まだじゅうぶん高さがあります。
ボディに点在している打ち傷は使用に差し支えはないし、この年代の中古ならしょうがないところ。
逆にそれだけ酷使されていてこのコンディションをキープしているんですから、前の持ち主がしっかりメンテナンスしていたという事でしょう。

「もうこれは連れて帰るしかない」

そう思った僕は店員さんに持ってきた4003の下取りをお願いし、査定してもらったんですが、2万円足せばいいとの事。
実は査定金額があまりにも安かったら諦めるつもりだったんですが、予想以上に高く下取りしてもらえましたね。

こうして晴れて4003Sは僕のものになりました。

リッケンバッカーはデリケートだから、これから何年使えるかはわかりませんが、フェンダーからメインが入れ替わるんじゃないかと思うくらい気に入ってるんで、リッケンバッカーのメンテナンスが得意なリペアマンを探して、大事に使っていかなければいけません。



4003Sの初のお披露目は・・・10月6日(土)大阪・中津 VI-codeです。

































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