毎日最高気温が35℃を超え、○○○人が熱中症で病院に搬送されたというニュースを見ますが、みなさんは経験ありますか?

僕は4~5年前に一同経験しました。
とにかく想像を絶する苦しさでした。

その日は休日出勤だったんですが、出勤人数が少なかったため、ものすごく忙しくて、とにかく動きっぱなしだったんですね。

で、3時の休憩の頃だったかな?
少し前から頭痛があったんですが、突然目の前が真っ暗というか、黒のレースのカーテン越しから外を見ているような状態になって「ヤバい」と思ったんですよ。

でも代わりの人間はいないし、そのまま仕事を続けていたんですが、4時くらいには吐き気がし始め、さすがにその時には「何かあったら呼んで」と言って、冷房の効いた事務所で座って休んだものの、一向に治まりません。

そして定時…驚きました。
身体が動かないんです。
足が100キロの錘をつけてるのかと思うくらい重くて、やっとの事でロッカーに辿り着き、着替えようとしてもボタンを外す力が出ない。
あの時は着替えるのに30分はかかったと思います。

で、やっとの事で会社の玄関に辿り着いた僕は、タクシーを呼び、運転手に「近くの市民中央病院まで。そこに救急がなかったら、とりあえず神戸の三宮まで」と言ってシートに倒れ込みました。

幸い市民中央病院には救急があったので、僕は運転手に身体を支えてもらいながら病院へ入り、急患扱いで診察室へ。

診断結果は3段階あるうちの2段階目の熱中症。
先生曰く「あと1時間我慢してたら気を失って、生死に関わる状態になってた」との事。

その後は点滴となったんですが、その日は熱中症の患者でベッドがいっぱいで、長椅子に4人で腰掛け、点滴をひっかけるやつ1つを4人で共有しながら、4時間で3本の点滴を受けました。
4時間の点滴って、普通なら退屈で仕方ないと思いますけど、その時はグッタリ状態で意識朦朧でしたから、時間の観念も吹っ飛んでましたね。

病院を出たのは午後10時。
あれだけ苦しかったのに、点滴を受けたら一気に楽になって、1人で歩けるまで回復してはいましたが、頭痛は残っていて、翌日も仕事なら確実に休んでいたと思います。

みなさんもその時にどういう状態であれ、少しでもしんどくなったら休んで、決して無理はしないようにしましょう。

熱中症は危険で生死に関わります。
甘く見ていると大変な事になりますよ。

((((;゜Д゜)))























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